リプレー検証を迫る コロナと米大統領選の顚末に注目 (2020.12.09)
戻りが鈍い。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。7日ナスダック最高値にひきかえ、ダウとS&P500種反落。8日全米選挙人が確定し11日メジャーSQ。14日投票を控えているためでポジション調整。迂闊に出られない。5日移動平均線2万6675円を下回ったものの、25日線2万5699円を上回り押し目買いも入った。コロナ見せかけ、米大統領選いかさまに物言いがつき、リプレー検証を迫る地合い。全米各地で混乱と分断が広がっている。前日述べたコロナ第2・3波で黒人やヒスパニック、不法移民など打撃拡大。米大統領選もトランプ氏が「違法投票の証拠を集めた」といわれ第2幕。ドミニオンの集計機に不正疑惑、主要メディアのバイデン氏肩入れもろとも一刀両断。14日全米50州・ワシントンDCの選挙人投票のあと、来年1月6日上・下院合同会議で開票結果を確定する見込み。激戦6州でバイデン氏勝利というが、投票率100%の選挙区数十ヵ所。3276ヵ所で有権者84~350%投票、43万票余剰など大掛かりなもの。連邦高裁や最高裁でも収まらない。元連邦検事の弁護士がトランプ氏の圧倒的勝利に議論の余地なし。ドミニオンの集計システムが不正を支援。民主党・共和党を問わず内部情報を暴露する旨発表。再選挙を促す厳戒令やトランプ氏暗殺説まで伝えられる。
関係分の■■■■(****)が水素社会のアドバルーン。6270円をつけた。1941年余剰水素の販売から始まった事業。政府が国内供給1000万トン(2030年)を打ち出し人気化。不測の事態に備えLPガス事業の顧客増も見逃せない。日経平均先物によると、8日大証のミニ2万6445円(-0.19%)に対しラージ6430円、シカゴ円建て6465円。現物と変わりない。ダウ先物3万0003ドル(-0.18%)。現物より67ドル安い。VIX恐怖指数21.55(+3.66%)、WTI原油先物45.66(-0.31%)。金先物1866(+0.03%)、ビットコイン円1,963,095(-1.78%)。ポジション調整とみられる。
気になるのが日本政府。米大統領選でバイデン氏勝利なら来年1月20日就任まで首相訪米見送りというが、バイデン氏を親中派と見なす現状からオバマ路線復活も考えられる。中国叩きが一巡し台湾支援後退。中国軍が尖閣・台湾に圧力をかけるという。バイデン氏の次男が中国から470億円の不正融資を受けたといわれ、米国が中国に取り込まれるという。トランプ氏圧勝ならパクリでつけ上がる中国の暴走を阻止。共産党独裁で世界制覇を目指す習体制を一蹴。日本は共和党と相性がよく経済の利害が一致する傾向があるだけに気がもめる。万一コロナが経済崩壊をもたらし、米国がモンロー主義(相互不干渉)になると世界中無法地帯。ゆくゆく第3次世界大戦説も根強い。中国とロシアが後に引かない上、米国も戦争なしに生きられない。コロナと米大統領選の顚末が注目される所以だ。
8日の日経平均80円安。大引け2万6467円。TOPIX1758(-1)。東証一部の出来高10億2900万株、売買代金21兆0400億円。値上がり1143(値下がり931)。10年債0.015%(-0.005)。米10年債0.935%(+0.003)。上海総合が3410(-0.19%)で引けた。マザーズ指数の引け1186.92(+1.40%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が煮詰まってきた。(了凡)