踏み上げ12月SQまで バイデン氏も不正疑惑払拭できず (2020.11.25)
3連休明け全面高。日経平均大陽線の引け。切り返した。買い戻しによるもので、23日ダウ327ドル高が主因。揉めにもめる米大統領選の延長上。米英コロナワクチン実用化のほか、11月の米PMI(購買担当総合指数)57.9(10月56.3)に上昇。複数のメディアが次期財務長官にイエレン元FRB議長(74)を伝えるなど好材料一色。前人未到のダウ3万ドル目前だ。おのずと日本株に跳ね返り、積み上がったショートポジション解消に拍車。5日移動平均線2万5814円を上回り踏み上げの様相。裁定売り残解消につながり12月11日のSQまで続きそうだ。バリュー株(割安)にグロース株(成長)も追随するとみられ、同8日全米選挙人確定。同14日投票だけに同15日(新月)正念場。買い方も来年1月開票まで迂闊に動けない。23日米政府機関の一般調達局が次機政権に移行業務開始を伝え、資金提供を表明したものの、移行容認がバイデン氏の勝利を意味しないという。このため、トランプ氏は敗北を認めず法廷闘争を進める構え。日本の首相はCNN(ワーナー・メディア・ニュース)に乗せられ、バイデン氏当確を真に受けたが、事情に詳しいカナダやメキシコ、ロシアなど押し黙った儘。トランプ氏の女性弁護士がドミニオン社のデジタル投票システムを手掛かりに逆襲。タッチパネルで改ざんされた旨主張し、バイデン氏も不正疑惑を払拭できず。11月7日ロイターの伝えた不自然な高投票率然り。ネバタ州125%、ペンシルベニア州109%、ミネソタ州107%など驚異的高投票率という。上下院で民主党が伸び悩み年明け決戦投票。バイデン氏当確を見誤まると逆回転。トランプ氏再選の公算もある。決着しても「南北戦争」が始まるという。米国の混乱が表沙汰になると、中国の尖閣諸島介入も考えられ厄介な事態。ドル暴落がくすぶっている。日経平均先物によると、24日大証ミニ2万6325円(+0.36%)に対しラージ6320円。シカゴ先物同。現物より160円程度高い。ダウ先物2万9850ドル(+1.01%)。現物を260ドル上回っている。VIX恐怖指数22.07(-6.88%)、WTI原油先物43.53(+1.09%)。金先物1811(-1.42%)。ビットコイン円1,892,262(+0.61%)など株高に唖然。バイデン氏当確でも不正絡みで示しがつかない。強行するとドル暴落だ。12月11日のメジャーSQが急所。同15日新月でふるいにかかる。同30日満月でやり切れない。キッシンジャー氏(97)がブルームバーグの経済フォーラムに顔を出し、「世界は何らか協調がない限り第1次大戦に匹敵し破局に陥る」という。「米国に中国も自国と対等な巨大な国と向きあったことがない。初めての経験。だから、対立を避けねばならない」。さらに、トランプ氏は「飛び抜けて対立的」と述べ、米中間がここ数十年で最悪の状態と嘆いている。敢えて、コロナという共通の脅威が両国にとって政治的な協議の突破口になるという。
24日の日経平均638円高。大引け2万6165円。TOPIX1762(+35)。東証一部の出来高13億9800万株、売買代金2兆9400億円。値上がり1639(値下がり466)。10年債0.020%(+0.010)。米10年債0.863%(+0.015%)。上海総合が3402(-0.34%)で引けた。マザーズ指数の引け1225.21(+2.24%)。まだ終わらない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が出番待ちだ。(了凡)