2021年後半明るい 売りポジション行き過ぎ買い戻し (2020.11.06)
さらに続伸。日経平均大陽線の引け。後場一段高になった。4日ダウ367ドル高(一時821ドル高)が手掛かり。米大統領選の開票が進み予想変動率が下がった上、民主党の大統領と共和党過半数の上院がバランスのとれた政策を可能にする旨期待先行。急進左派勢力台頭懸念が後退したという。市場の関心がコロナ感染再拡大と経済、新政策に移り、5日FOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB議長会見が新たな材料。金融緩和を念頭に財政出動を表明する見込みだ。一方、米大統領選開票がバイデン氏当確に向かっており、トランプ氏はペンシルベニア票の集計中止を最高裁に申し立て。バイデンン氏が勝利宣言しても票集計を巡る訴訟が12月まで持ち越し。コロナ禍、郵便など期日前投票した有権者が1億人超といわれ、民主党支持者が多いため勝敗が変わる州も出るという。米大統領選の結果、低成長・低金利の長期化が市場コンセンサスになった。法廷闘争と政治空白を条件にリスクオン。買い戻し一巡後、医薬品やハイテク、マザーズ指数も買われ後場確り。5日移動平均線2万3481円、25日線2万3481円を上回ったほか、一目均衡表でも転換線2万3530円を抜いた。転機に違いない。日経平均先物によると、5日大証ミニ2万4220円(+0.35%)に対しラージ4210円。シカゴ円建て同。ダウ先物2万8048ドル(+1.13%)と現物より200ドル高い。VIX恐怖指数26.70(-24.78%)、WTI原油先物38.81(-0.87%)。金先物1918(+1.18%)、ビットコイン円1,507,856(+2.18%)。方向感が出始めた。5日、関係分の■■■■(****)がS高比例配分。FDA(米食品医薬品局)が米製薬大手バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー型認知症治療薬にゴーサイン。有効性に十分なエビデンス(科学的根拠)が認められた。先進国をはじめ世界中高齢化が進み需要拡大。来年倍返し1万6000円が視野に入った。コロナ関連のダークホース■■■■■■■(****)も底堅い。来年前半同ペプチドワクチン、連結子会社の検査受託開始が見込まれオールジャパンの一角。中村祐輔名誉教授(67)の巻き返しが予想される。15日「日米がんサミット」も新たな材料。グロース、バリューのはざまでバイオ関連が光明を見出した。受け売りだが、トランプ氏支持者がそちこち訴訟を起こし、投票を検証するため期間を延ばすと、選挙人を確定する州が減る。期限まで過半数を超える候補が出ないと下院で投票して決める仕組み。その下院で投票すると、現議席で州代表が共和党多数のため、トランプ氏が大統領になるという。市場が米大統領選後の暴落を警戒し、行き過ぎた売り持ちポジションを買い戻したのが現状。4日、関係分の■■■■(****)が好決算を発表し急伸した。6日、■■■■■■(****)の発表も期待をもてる。
5日の日経平均410円高。大引け2万4105円。TOPIX1649(+22)。東証一部の出来高13億4400万株、売買代金2兆7000億円。値上がり1543(値下がり574)。10年債0.020%(-0.015)。米10年債0.740%(-0.031)。上海総合が3320(+1.30%)で引けた。マザーズ指数の引け1255.65(+3.17%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。2021年、辛丑(かのと・うし)。後半明るい。(了凡)