2日次第で調整本格化 米国のパフォーマンス最悪ドル安が主因 (2020.11.02)
前週末続落。日経平均大陰線の引け。調整長期化目前だ。10月29日ダウ139ドル高に拘らず30日157ドル安(一時515ドル安)。米国のコロナ感染者が1日当たり過去最高を更新。外出自粛や経済再開規制など景気後退懸念が嫌気された。7~9月期好決算を発表したアップル6%安。10~12月期予想を下回るアマゾン5%安で始末が悪い。前日買い戻しにより自律反発したものの腰砕け。主要3指数揃って下げた。このため、5日移動平均線2万3441円が25日線2万3446円を下回りデッドクロス。75日線2万3120円も下回った。11月2日、200日線2万1998円を下回ると調整が本格化する見込みだ。由来、米大統領選前の株安・リスクオフに異論なし。米債券王ガンドラック氏さえ、今回ことさら予想が難しいという。4年前NYでいち早くトランプ氏当選を明らかにした人物。今回2選予想でもパンチがない。10月半ば「市場が18か月以内に破裂する」と述べているためだ。米国のパフォーマンス最悪。ドル安が主因。資産を債券、株、金、現金に4分せよという。7~8月、三峡ダム「決壊」と米国の無制限緩和を理由に「負けるが勝ち」と述べた。諏訪の軍法といわれ日本独自の裏技。8~10月来年の初動を踏まえ、これから活かす時だ。米大統領選に踏み込むと、事前投票が多いほか「隠れトランプ支持者」や激戦州ペンシルベニアでトランプ氏がバイデン氏を2%リードする世論調査など大詰め。ロックフェラー・キッシンジャー氏(97)路線に変わりない。相場が上にも下にも持っていかれるさだめ。日本でも売買代金が3日連続2兆円を上回り11月2日次第。3日の消印で12日到着分まで有効にする州もあり判明に約3週間。すったもんだになりそうだ。
日経平均先物によると、10月30日大証の引け2万3170円(+1.18%)に対し夜間取引3160円、シカゴ円建て3195円。ダウ先物2万6503ドル(-0.20%)。VIX恐怖指数38.02(+1.14%)、WTI原油先物35.77(-1.11%)。金先物1878(-0.06%)、ビットコイン円1,423,127(+0.33%)。ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる。受け売りだが、1月6日までに過半数270の選挙人を確保できない場合、各州1人下院議員が代表となり50州で26州以上ものにすると勝ち。現有議席で共和党26州だが、民主党が25州タイに持ち込むと新大統領決定まで相当な混乱が予想される。■■■■■■■(****)が132円の引け。出来高382万株。流石に売られた。マザーズ指数1171.25(-3.41%)に煽られたもので、10月28日ダウ943ドル安から意外なほど確り。コロナに対しペプチドワクチン開発と連結子会社の同病原体検査受託開始が手掛かり。11月15日「日米がんサミット」に向けてもうひと山。米大統領選や世界の景気変動に左右されず、ノーベル賞並みのヒトゲノム解析がコロナに一石投じると考えられるためだ。第2週にわかる。
10月30日の日経平均354円安。大引け2万2977円。TOPIX1579 (-31)。東証一部の出来高13億1300万株、売買代金2兆6300億円。値上がり244(値下がり1897)。10年債0.040%(+0.015)。米10年債0.874%(+0.047)。上海総合が3224(-1.47%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など限られた。「週刊現代」11月7日号によると、夫婦はどちらか死んでから本当の人生。この冬インフルエンザこれが正しい考え方。トヨタの売り上げが5分の1になる日など興味深い。(了凡)