乗り切って駒を進めよ トランプ氏のもたらす解がゴール (2020.11.04)
週明け反発。日経平均中陽線の引け。切り返した。前週末、月末と重なり下に振ったポジション調整が主因。買い戻し一巡後模様眺め。終値が25日移動平均線2万3301円に届かずじまい。75日線2万3127円を回復し、懸念される調整本格化を免れた。中国の財新製造業PMI10月53.6(市場予想52.8)が支援材料。首相の鉄道や航空産業など救済措置も好感している。半面、欧米でコロナ感染再拡大。ロックダウンや米大統領選間際に拘わらず仕掛けの売り棚上げ。10月末大陰線の連続性が後退した。日経平均先物によると、2日大証の引け2万3350円(+0.39%)に対し夜間取引3360円、シカゴ円建て3400円と堅調。ダウ先物も2万6753ドル(+1.39%)と10月30日の現物を252ドル上回っている。VIX恐怖指数37.43(-0.43%)、WTI原油先物34.80(-2.77%)。金先物1888(+0.46%)、ビットコイン円1,419,000(+1.17%)まちまち。踊り場に違いない。7~9月期よしとして10~12月期不安、来年1~3月期混乱との見方が多い。米大統領選に限ると、11月半ばまでバイデン氏優勢。トランプ氏の敗北宣言なし。デモや暴動発生。米国の有権者4人に3人が決着つかず越年という。米国で混乱が泥沼化した場合、中国が台湾や尖閣列島にちょっかいを出す情報もあり悩ましい。中国はどの国にもGDPで圧倒すると高圧的になり、これまでマカオ、香港のほか台湾取り込みも射程圏に入った。最近、台湾や韓国から半導体輸入が急増し属国扱い。日本も巻き込まれる公算が大きい。このため、迂闊に出られない。6日■■■■■■(****)の決算発表が次の潮目となりそうだ。週明け気になったのが団塊の世代。日本の首相で鳩山由起夫氏(73)、菅直人氏(74)、菅義偉氏(71)の世代。鈴木宗男氏(72)も同世代でリーダーに馴染まない。G 7のほかEU、ロシア、新興11ヵ国のG20 にも共通している。戦前・戦中派が底割れから立ち直ったのにひきかえ、戦後派は復興景気を追い風にひたすら前を見て鎬を削ってきた。俗に今だけ、自分だけ、お金だけの世界。何も彼も軽い。2日、「週刊現代」11月7日号を紹介。夫婦はどちらか死んでから本当の人生。■■■■■■(****)の売上が5分の1になるとわかるなど。似たような事例が11月市場でスタート。この世の終わりが始まった。調整長期化を念頭に生まれ変わるわけで、もともとトランプ氏のもたらす解がゴール。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)の核心に迫るもの。来年から本格化しそうだ。あらゆるものをカネで解決しようとする本尊筋の限界も見もの。「グレート・リセット」などドル安で底が抜ける。米債券王ガンドラック氏の債券、株、金、現金4分法でも持ち堪えられない。人災のほか天災もつきものだ。これから半年正念場。文化勲章に選ばれた橋田寿賀子氏(95)がまだ脚本を書くという。
2日の日経平均318円高。大引け2万3295円。TOPIX1607(+28)。東証一部の出来高11億8700万株、売買代金2兆2200億円。値上がり1622(値下がり497)。10年債0.040%(+0.005)。米10年債0.863%(-0.011)。上海総合が3225(+0.02%)で引けた。マザーズ指数の引け1155.42(-1.35%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)よし。11月を乗り切って駒を進めよ。(了凡)