証券ビュー

アンコール伊勢町

日本担がれて肩代わり 第3次大戦なし米国再構築が骨子 (2020.10.09)

 反発。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万3369円を上回り、昨年末終値に迫った。超えて越年すると来年高いという。米主要3指数急反発を受けたもので、高寄り後伸び悩み。日本時間午前10時に始まった米副大統領候補TV討論会。政策論争で民主党のハリス氏(55)優勢。共和党ペンス氏(61)防戦が伝えられ一段高。後場、戻り売りに伸び悩んだ。国内が手掛かり難で東証一部の出来高10億2900万株、売買代金2兆1500億円に過ぎない。米大統領選で民主党が勝つと法人税21%から28%。年40万ドル以上の高所得者最高税率37%が39.6%。キャピタルゲイン税20%も39.6%に上がる。10年で4兆ドル増税する一方、インフラやエネルギー・住宅・医療・教育・育児など7兆ドル支出。差し引き2兆ドル共和党の追加対策(1兆ドル)を上回るという。勝手な拡大解釈に閉口するが、米国がそこまで追い込まれたことも事実。大規模な財政投入により長期金利上昇が見込まれ、中長期で株もポジティブといった按配。反グローバリズムと戦争屋ディープステート(陰の政府)の対立が露わになり、世論調査や討論会など決め手にならない。ロックフェラーの厳命を受けたキッシンジャー氏(97)がトランプ氏を指名した以上、あと4年彼を後押しする旨述べた。第3次大戦なし。米国再構築が骨子。このため、延命につぐ延命。無制限になったQE(量的緩和)をはじめ、GAFA向け反トラスト法(独禁法)のしばりにも市場寛容。米下院司法委員会449ページの報告書に石油・鉄道成金と同列の分割を促したものの、7日グーグルの親会社がプラスに戻しアマゾン3%高、アップル2%高。フェイスブック小幅安がせいぜいだ。日経によると、1984年AT&Tが解体され本体と7つの会社に分割。1990年代マイクロソフトもOS(基本ソフト)寡占で10年以上もめた経緯がある。民主党が同委員会の過半数を占め、似たようなケースになりそうだ。日経平均先物によると、8日大証の引け2万3630円(+0.94%)に対し夜間取引3640円、シカゴ円建て3630円。ダウ先物も2万8254ドル(+0.27%)と確り。VIX恐怖指数27.94(-5.22%)、WTI原油先物40.45(+1.23%)。金先物1896(+0.31%)、ビットコイン円1,122,001(+0.84%)まちまち。東証が売買を停止した前週、外資の日本株買い越し5309億円(9月27日~10月3日)となり今年最高。バフェット氏(90)が日本の大手商社5社の株を5%以上取得し、菅政権誕生に米国政府の関与が伝えられた由と共通項がある。息を吹き返した東京五輪と辻褄合わせ。中国も日本国債に手を染め米国離れ。日本が欧米中銀バブルの肩代わりに担がれた印象。一部で日経平均4万円説が根強い。消去法によるもので、まさかの時の駆け込み寺。11月8日に決まった「立皇嗣の礼」も前途を左右する材料という。7日ロイターによると、世界の富裕層(2000人超)がコロナ禍で保有資産拡大。7月に10兆2000億ドルを数え、2019年末8兆9000億ドルを抜いた。ドル暴落が懸念材料に違いない。
 8日の日経平均224円高。大引け2万3647円。TOPIX1655(+9)。値上がり1294(値下がり790)。10年債0.030%(-0.005)。米10年債0.773%(-0.016)。上海総合8日まで休場。マザーズ指数の引け1319.84(+2.06%)。■■■■■■■(****)の本格化が控えている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。日本が担がれて肩代わりだ。(了凡)