証券ビュー

アンコール伊勢町

もつれて当然の足取り   彼岸底明けと裏情報も焦点 (2012.03.07)

節分から持ち越した彼岸底。6日も手掛かり難で見送られた。米国の大統領予備選スーパーチューズデーが盛り上がりに欠け、週末にかけてギリシャ国債の債務交換期限、米雇用統計発表、SQなど売り買いポジション調整。もつれて当然の足取りだ。このため、受け皿が橋や道路など復興関連の一角。■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など高い。4、5月三角もち合い放れとみられ、莫迦にすると意外に大きい。彼岸底明けが焦点になった。年度末に向けて外貨資産売り、円買いのリパトリ一巡。20日前後決算対策にめどがつくとみられ、以降円安が予想されるためだ。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など買い下がり。4、5月第2幕に備えるところ。欧米の記録的な超金融緩和が換物運動を促し日本に波及。米国やドイツの有力メーカーと並ぶもので、世界に通用するモノづくりが過剰流動性を吸収。日経平均1万円大台回復をもたらすとみた。半面、裏情報もある。2日述べたように、米財務長官が2月24日NY警察に拘留、尋問され釈放。武装警官監視つきの続報が入った。3月4日逮捕されたという。米FOXニュースによるもの。このほか違法金融プログラム作成の疑いでビル・ゲイツ逮捕も伝えられ、欧米の本尊筋とみられる人物がリストアップされた。米大統領の出生証明書偽造も取り沙汰され、再選どころか監獄行き。AIJの巨額損失は、旧社保庁OBのせいでなくHSBC。香港上海銀行が大半巻き上げたものという。英国議会貴族院で追及され、黒幕サッスーン財閥が巨額詐欺事件で突き上げ。アヘン戦争と奴隷売買でのし上がった財閥といわれ極めつけ。崩壊の危機に瀕した模様。日本ではAIJや旧社保庁OB叩きで憂さ晴らし。AIJに問題大ありだが、加害者でなく被害者であることがわかった。このうち、米財務長官逮捕が表沙汰になると本尊筋にダメージ。これまでECB、FRB、日銀など顎で使い、世界の富を支配してきたネタが割れる。株も旧体制崩壊を嫌がるに違いない。

日経平均は60円安。大引け9637円と続落。後場見送りが目立った。出来高25億株、売買代金1兆4100億円。円高に振れ主力に売り急ぎ。先物に大口売りも出て調整が広がった。■■■(****)もそのひとつ。11万4100円を安値に11万5400円の引け。高値から5日目で整理未了。もう1週日柄がほしいところ。最後の最後、動物細胞に遺伝子を導入し細胞まるごと免疫に利用。やっと抗体がとれたという★★★★101が面白い。フランスの治験でいいデータが出ている模様。単独治療に踏み切った第2世代の★★★シリーズも治験Ⅲ相入りで有望。この二つが突破口とみられ、6日発表の取組が新たな手掛かり。丸山ワクチン、インターフェロンと比較にならないレベル。高度医療評価会議の委員たちは新しい動きを知らないという。■■■■(****)と■■■■(****)がストップ高で引けた。このため、1月下旬追随した■■■■(****)も出番。4、5月の第2幕を見越したもので見切り発車。復配が先行し、地盤改良の特命受注が追っ掛ける印象である。後場、中国株の下げで思い出した。6日述べた習近平のアキレス腱。姉弟ほか親戚の多くが海外で暮らし、姉夫婦の国籍がカナダ、弟は豪州に住んでいる。前妻も英国にいるという。(了凡)