垣間見る米休場明け 売り方の踏みと買い方の投げが交錯 (2020.09.08)
週明け反落。日経平均小陰線の引け。後場頭打ちだ。バリュー買いがハイテク売りに飲み込まれ、■■■■■■■(****)7.15%安に茫然。8日米休場明けを垣間見る場味。「坊主引け」で目を離せない。2日英「ブックメーカー」(賭け業者)がトランプ氏の劇的巻き返しを伝え、3日VIX先物10月限の高騰が決め手。メジャーSQ前10日から17日FOMC明け持ち高調整のうねりが高まりそうだ。米大統領選を睨んだもので、どちらに賭けると儲かるかオッズ(的中倍率)が信頼に足る材料。9、10月売り方の踏みと買い方の投げが交錯。11月以降決着がつかず、解け合いも考えられる。米国でスマホ中心に投資アプリ「ロビンフッド」を最近1300万人(一時3900万人)が利用。3日ナスダック100指数暴落でつかまった。個別オプションの痛手が大きい。手数料ゼロ、口座残高同、ワン・クリックトレーディングのほか、値嵩を複数の仲間と共同購入できるなど野放し。GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)やテスラなどハイテクのコール(買い)一点張り。投降を迫られた。ヘッジファンドが8月28日首相辞任を受けて「菅政権」期待から途転買い。レバレッジ3000億円超といわれ、巻き添えも伝えられる。受け売りだが、コロナの如何様ぶりが英米大手メディアに匿名でリークされ、スウェーデンやブラジルの集団免疫が見直された。8月27日CDC(米国疾病予防センター)が発表したもので、世界中のPCR検査過剰。陽性になった人の9割感染なしのありさま。米国の統計上死者16万5000人のうちコロナ主因1万人(6%)。残りの大半1人当たり2.6個持病があり加齢も事実。本尊筋のコロナ危機長期化が繰り上がり、「グレード・リセット」に無理があることもわかってきた。トランプ氏以前、米英軍産複合体・諜報によるもので、バイデン氏はじめ民主党中道派も属している。以前から世界を一変するパンデミックなネタが流れていた。コロナ危機が誇張された如何様となれば、トランプ氏は米国の軍産複合体と民主党を叩くことができる。連銀(FRB)潰し、世界撤兵、覇権崩壊に一歩近づくわけだ。日本の場合、負けるが勝ち。せいぜい、前首相の既得権を引き継ぐ「菅政権」が古巣の総務省か法務省に日本維新の会の橋下徹氏(51)を迎え大掃除を任す程度。2日満月を転機に17日新月にかけて第2幕が上がる見込みだ。前向きに受け止める。日経平均先物によると、7日大証の引け2万3050円(-0.52%)に対し夜間取引3130円、シカゴ円建て3115円。ダウ先物2万8134ドル(+0.12%)と鵜の目鷹の目。VIX恐怖指数30.75(-8.48%)、WTI原油先物39.23(-1.33%)。金先物1934(+0.02%)、ビットコイン円1,071,715(-1.79%)。波乱含みに変わりない。
7日の日経平均115円安。大引け2万3089円。TOPIX1609(-6)。東証一部の出来高10億6200万株、売買代金1兆9200億円。値上がり1277(値下がり817)。10年債0.040%(+0.005)。米10年債0.720%(0.082)。上海総合が3292(-1.87%)で引けた。マザーズ指数の引け1117.45(-1.97%)。当分見送りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。NY4日ロイターによると、3日の動きが今後2ヵ月を示唆。これから機関投資家が続々夏休みから戻り、向こう1年の経済が抱えるマイナス要因に目を向けるためという。負けるが勝ちに変わりない。(了凡)