世界中ふるいにかかる 来月FOMCでポジション修正 (2020.08.21)
反落。日経平均小陰線の引け。及び腰だ。19日米主要3指数安によるもので、同日午後発表されたFOMC議事要旨(7月28~29日)でコロナ感染拡大に伴う米経済の悪影響が深刻なリスクと受け取られた。事実上「錯覚から我に返った」とみられ、19日述べたように9月15~16日のFOMC、10月7日の議事要旨で新たな流れが決まる見通し。前回と同様慎重な姿勢がうかがえ、アップルの時価総額2兆ドル超に水を差した。追加経済対策を巡り米与野党合意に期待が残るものの、FRBがECC(イールドカーブ・コントロール)やマイナス金利に消極的で緩和一辺倒を修正する場面。来月数値目標を明らかにするという。日経平均が後場12~13日の窓下限2万2874円を下回り弱気も伝えられたが、25日線2万2699円をキープすればよし。割り込めば2万2000円といわれる。日経平均先物によると、20日大証の引け2万2880円(-1.80%)に対し夜間取引2920円、シカゴ円建て2930円と比較的確り。ダウ先物2万7519ドル(-0.40%)。現物を約170ドル下回っている。VIX恐怖指数23.87(+10.97%)、WTI原油先物42.64(-1.14%)。金先物1939(-1.87%)、ビットコイン円1,251,003(+0.08%)揃って端境期。来月FOMCでポジションの修正を迫られる。FRBが3月以降大量に国債を買い市場に緩和マネーがじゃぶじゃぶの状態。心なしかヒビが入り、大きな調整を気にする向きが売っている。金融政策でコロナ禍をしのぐのに限度があり、伸び切った株の尻を叩いても始まらない。日本の場合もリーマン危機以降、病み上がりのさなか消費増税8、10%押し込んだ挙げ句コロナに巻き込まれた。MMT(現代貨幣論)が登場し、定額給付金10万円を皮切りにベーシック・インカム(最低所得保障)の社会実験が始まった。コロナを足枷に経済を止めようとしたのが本尊筋。主要国の中銀から通貨発行権を取り上げ、じゃぶじゃぶの緩和マネーを債券市場から株に追い込み一網打尽。一連のゼロ金利政策や財政、株高など彼らの掌中にある。9月以降FRBのフォワード・ガイダンス(前もって金融政策を表明)によって資金を米国にひきつけ、さらに大枚を巻き上げたところで暴落。FRBの御用につながるわけだ。仮説に過ぎないが、「八百長相場」といわれている。人工ウィルスで新型コロナをつくり出しワクチン開発と連動。マッチポンプに利権とあってこれ以上群れの中にいられない。19日新月から9月2日満月まで一部始終来年の初動。カネだけで動いている連中に関わるな。金先物急騰がドルの価値消滅と等価になり、原油や原子力に代わるエネルギーが出るまで彼らの時間稼ぎ。この間、人災ほか天誅もスケール拡大。世界中ふるいにかかる。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)に見合うもの。まだ約6年続く。84年前の揺り戻しに相当し幕末・維新、戦前・戦後に共通するこれらも本尊筋がつくり出した。
20日の日経平均229円安。大引け2万2880円。TOPIX1599(-14)。東証一部の出来高9億4500万株、売買代金1兆7700億円。値上がり444(値下がり1633)。10年債0.030%(+0.005)。米10年債0.653%(-0.031)。上海総合が3363(-1.30%)で引けた。マザーズ指数の引け1108.10(-0.98%)。1122.72まできた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。世界中ふるいにかかる。(了凡)