格差なくし隣人助けよ 共産主義に続き資本主義も失敗 (2020.08.13)
続伸。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万2571円と25日線2万2564円がゴールデンクロスした。空運や鉱業、ゴム製品など出遅れバリュー株の買い戻しが主因。米主要3指数反落より1ドル106円台後半の円安によるもの。夏枯れどころか、上値が見込まれるという。日経平均先物によると、12日大証の引け2万2900円(+0.79%)に対し夜間取引2970円、シカゴ円建て2980円。ダウ先物も2万7862ドル(+0.85%)と強含み。VIX恐怖指数22.68(+2.49%)、WTI原油先物42.25(+1.54%)。金先物1937(-0.41%)、ビットコイン円1,228,373(+0.79%)。上海総合が中国の銀行融資減少を材料に一時3263(-2.3%)まで売られ、3319(-0.63%)で引けた。米中対立激化をはじめ大洪水、北戴河、香港民主派一斉逮捕など指導部にわだかまる危機の一環。香港紙創業者と周庭氏保釈で若干修正している。米副大統領候補ハリス氏(民主党)起用やモデルナが開発中のコロナワクチン1億回分米政府に供給合意報道も材料出尽くし。テスラの株式5分割発表に至ってオーバーヒートの印象を受けた。資本主義の失敗によるもので、約30年前旧ソ連共産主義を崩壊に追いやった驕りの反動。主要中央銀行の通貨発行権を握り超金融緩和で伸び切った「八百長相場」の峠。米大統領選(11月3日)まで3ヵ月を切り盛り上がりに欠ける。前日述べたリセットVS巻き戻しボタンの戦いになった。ロックフェラー系の既得権を巡り内部抗争が伝えられる。表向き9月15、16日のFOMCまで方向性が出ない。世界共通になったコロナの対応が将来を左右する見通し。前日述べたように半年で10年、1年後20年変わるというターニングポイント。ケインズの特効薬を使いまくり雌雄が決まるわけで、8月の3日新甫もふるいの一つ。19日の新月から次の幕が上がり錯覚から我に返るという。受け売りだが、世界銀行が今年6月に発表した世界経済見通し。日米ともにマイナス6.1%。戦後最大のマイナス成長で米主要3指数が最高値更新などあり得ない。日銀がETF(上場投信)を大量購入する一方、FRBもジャンクボンドを含む社債を買い支え巨額の資金を供給。「中央銀行」自らバブル生成に加担している。カネがカネを稼ぐマネーゲームに拍車がかかり実体経済を無視。3月安に続き第2波が予想され、第1波より大きいのも想像がつく。6日群れから離れる英断が必要と伝言したら、12日再びナスダックのハイテクに行き過ぎの警鐘。群れから離れよという。グローバル資本主義の限界を物語るもので、これから世界を救うのがガンジーの経済学。環境問題に加え、貧困や格差をなくし「隣人を助ける」原理という。戦後約70年、旧ソ連崩壊約30年のアンチテーゼ。世界大競争による地球温暖化で海面温度が上昇。大規模な天災が続出しコロナ対応も待ったなしだ。
12日の日経平均93円高。大引け2万2843円。TOPIX1605(+19)。東証一部の出来高14億9100万株、売買代金2兆5600億円。値上がり1641(値下がり472)。10年債0.040%(+0.015)。米10年債0.674%(+0.032)。マザーズ指数の引け1008.85(-2.08%)。正念場とみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。格差をなくし、隣人を助ける銘柄が次のテーマになる。(了凡)