日本の製造業真骨頂 コロナ後量子コンピュータが産業革命 (2020.07.06)
前週末続伸。日経平均小陽線の引け。底堅い。騰落レシオ79.71%まで下がった。2日米雇用統計が予想を上回り米主要3指数上昇によるもの。6月の非農業部門雇用者数が5月から480万人増。下馬評300万人を大幅に上回り1939年統計開始以来最大という。3日米休場や1%前後安い欧州株、5日都知事選など加味すると小競り合い。25日移動平均線2万2450円と200日線2万1800円のレンジとみられる。都知事選後再び自粛懸念があり、6日米ISM非製造業景況指数、9日国内機械受注(5月)に中国の生産者・消費者物価指数(6月)発表。8、10日ETF分配金基準日(約7000億円捻出)など気になる材料。4日午前4時50分、熊本と鹿児島県の大雨特別警報が出て5日の満月台なしだ。米国で延期になった納税期限15日にかけて換金売りも考えられる。日経平均先物によると、3日大証の引け2万2280円(+0.45%)に対し夜間取引2180円、シカゴ円建て2190円、ダウ先物2万5623ドル(-0.53%)と甘い。半面、VIX恐怖指数27.68(-3.28%)、WTI 原油先物40.28(-0.91%)。金先物1787(-0.13%)、ビットコイン円978,002(+0.05%)など比較的落ち着いた動き。国内外、経済のボトムが4~6月期との判断が固まった。6月19日プロ野球開幕、7月1日東京ディズニーランド開園など支援材料。コロナ後、7割経済といわれる中で日経平均が8割戻した。上場企業の通期予想によると、増益1割、減益3割、開示未定6割が現状。今月下旬から4~6月期発表を通じて未定分が明らかになる見込み。自動車とサービス業の落ち込みが深刻だ。GDPの過半を占める個人消費の不振が低迷長期化をもたらすため、第3次補正が避けられないという。NY原油先物が4月20日1バレル-37.63ドルに暴落し、全治5年といわれた雌伏期。コロナ禍に相当し日本の製造業真骨頂。何より、理化学研究所と共同で量子コンピュータ「富岳」を開発した関係分の富士通(6702)が最大の手掛かり。昨年使命を終えたスパコン「京」から9年ぶり世界一に返り咲いた。半導体による5Gをリードするもので、AI、ロボット、IoTなど産業革命のコア技術。コロナやがんワクチンのゲノム解析にも有力。100年前、スペイン風邪が世界を席巻した時も産業革命が起きた。第1次大戦(1914~18)直後に戦争特需が底割れ。塗炭の苦しみから立ち直った当時に匹敵する。恐慌下、財閥系がぶくぶく太り無数の零細企業が生まれた。今残っている会社で■■■(****)や桃屋、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)のほか、万年筆の■■■■■(****)に■■■■(****)も筆記具革命による100年企業。つまり、量子コンピュータにより日本の製造業すべて革命余地が生まれた。コロナ後、唯一明るいテーマだ。この儘いくと、日本経済が低迷を続ける中で外資と富裕層ばかり肥え太り、一般国民がずるずる転落するほかないという。どうすれば活路を見出すことができるか。7~9月、市場に訊くとわかる。
3日の日経平均160円高。大引け2万2306円。TOPIX1552(+9)。東証一部の出来高9億8200万株、売買代金1兆6900億円。値上がり1333(値下がり759)。10年債0.020%(-0.020)。米10年債0.666%(-0.010)。上海総合が3152(+2.01%)で引けた。マザーズ指数の引け977.85(+3.11%)。戻り高値更新が見ものだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。マイクロソフトやGAFAの時代が終わろうとしている。(了凡)