7~9月高値銘柄よし 半年、1年後コロナ第2、3波リード (2020.06.24)
反発。日経平均小陰線の引け。新月買いが的中した。にもかかわらず上値が重い。買い戻しが一巡したとみられ、12日SQと19日米国の「SQ」に伴うポジション調整が主因。24日IMF経済見通し、7月4日米雇用統計、同5日都知事選など新たな手掛かり。16日の戻り高値2万2461円を棚上げして前に進めない。前日、29日からピッチが上がる情報を入手した。25日移動平均線と200日線がミニゴールデンクロス。先高を示唆しているという。米国でダウよりナスダックがリード。22日まで7連騰し2週間ぶり最高値を更新した。5G関連のハイテク株がコロナ蔓延の逆風を跳ね返し高い。同日米ジョンズ・ホプキンス大が「累計世界の感染者900万人、死者46万人を数え増加ペース速まる」と伝えたのに対し、NY市の経済再開が第2段階に入り屋外飲食や理美容店の営業を緩和。小売り慎重で出勤1~2割が現状という。23日国内でもスーパーコンピュータの世界ランキングが公表され、理化学研究所と関係分の■■■(****)が開発した「富岳(ふがく」」に8年半ぶり世界一奪還の朗報。米中2強体制に待ったをかけた。2011年世界一になった「京(けい)」の後継機。21年から本格稼働の予定で量子コンピュータ時代の先頭に立った。これらを除けば手掛かり難。米大統領補佐官が中国との通商合意を否定的に受け取られ修正。トランプ氏も肯定したことから事なきを得た。日経平均先物によると、23日大証の引け2万2560円(+1.08%)に対し夜間取引2670円、シカゴ円建て2655円。ダウ先物も2万6112ドル(+0.61%)と堅調。VIX恐怖指数31.25(-11.02%)のほか、WTI41.17(+1.06%)、金先物1770(+0.23%)、ビットコイン円1,026,140(-0.84%)も小康を保っている。コロナ第2、3波が予想される中で、米国が無定見な資金供給に道筋をつけるため、ワクチン開発で時間稼ぎと述べた。GAFA(グーグル・アップル・フェースブック・アマゾン)にマイクロソフトを加えた5G関連然り。個別に活路を見出すほかない。日本の場合、1000兆円の赤字国債についてもう一度イノベーション(技術革新)が起こり、経済成長するまで借り換えでしのぐしかないのが経済学者大半の解。戦後の預金封鎖にしても、政府が国民生活の混乱を避けるためやりたくても出来ない。まず給付で穴を埋め追って消費増税により補填。従来の四公六民を五公五民、六公四民に引き上げるのが今後の流れという。半年、1年後コロナ第2、3波ならこの限りにあらず。東京五輪の有無にかかわらず、首都圏中心に不動産の処分売りが予想される。このため、7~9月高値をつける銘柄が半年、1年後をリード。買い戻しが一巡し後半の幕が上がるわけだ。関係分でQRコードや「ダ・ビンチ」(内視鏡手術支援ロボット)支援の■■■■(****)が水準訂正。半値戻し5000円が視野に入った。倍返し1万1000円も考えられる。
23日の日経平均111円高。大引け2万2549円。TOPIX1587(+8)。東証一部の出来高11億9200万株、売買代金2兆2700億円。値上がり1358(値下がり706)。10年債0.005%変わらず。米10年債0.717%(+0.012)。上海総合が2970(+0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1051.32(-0.49%)。6日ぶり反落した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。24日10時から■■■■■■■(****)の株主総会が始まる。25日取材のため、26日付本欄休載になります。(了凡)