証券ビュー

アンコール伊勢町

緩和マネーを一網打尽 人為的な株高黙認しているFRB (2020.06.22)

 前週末反発。日経平均小陰線の引け。まちまちだ。19日、ダウ208ドル安(一時371ドル高)と背中合わせ。日本のSQ(特別清算指数)にあたる持ち高調整交錯によるもので、後場関係分の■■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)に■■■■■■■(****)4銘柄で120円上げた思惑帳消し。日経平均先物によると、19日大証の引け2万2510円(+1.40%)に対し夜間取引2280円、シカゴ円建て2290円。週明け220円下鞘になった。それでも5日移動平均線2万2280円を上回り、21日新月で買いと出ている。7月5日満月で米雇用統計発表にかけて高い。16日の戻り高値2万2624円を抜くと次の展開が待っている。本尊筋のロイターによると、OPECプラスが7月末まで過去最大の日量970万バレル協調減産を実施しているものの、8月以降予定通り減産規模縮小の見込みでロシアの意向と一致。8~12月770万バレル、2021年1月~22年4月まで580万バレルに変わりない。実体経済がコロナでなく原油先物と連動しているためで、緩和マネーがドル資産に寄生する構図こそ本尊筋の狙い。24日、IMFの世界経済見通しが厳しいという。OECD(経済協力開発機構)の-6%を受けたもので4月の-3%から踏み込んだ数値という。それに、前法相逮捕から首相の退陣観測が本格化。都知事選(18日告示・7月5日投開票)後事態打開。総選挙も考えられる。野党より与党が年末までもたないという。要するに、週明け手詰まり。イベントがない上、18日■■■■■■■■(****)が強気見通しを発表したほか手掛かり難。4~6月期決算発表まで間が持てずぶっつけ本番とみられる。12日のSQでロールオーバーが進み、米雇用統計が次の焦点と述べた。無定見な資金供給に道筋をつけるため、「コロナバブル」で幕間繋ぎ。7月から治験が相次ぐワクチン関連が最右翼と述べた。量子コンピュータやAI、ロボットなど5Gと連動する新しい時代のアプローチも魅力。米国がしゃかりきになって開発を後押しするナスダックのモデルナが特例中の特例。5月18日87ドルを上場来高値に半値押し。倍返しが見込まれ120ドルまで視野に入った。J&Jやファイザー、英アストラゼネカなど世界延べ135のワクチン開発カウントダウン。患者より株に効くためだ。イルミナティやフリーメイソンの人口調整失敗を意味するもので、リーマン危機から10年で金融資産を倍にした本尊筋が米大統領選(11月3日)にかけて緩和マネーを一網打尽。総踏みの反動で暴落し投げを拾うところまで視野に入った。2020年3月13日、米国はコロナに対し国家非常事態宣言を出した。1941年12月8日真珠湾攻撃、2001年9月11日同時多発テロに次ぎ3度目。事実上、戦闘状態にある。日本も危機管理待ったなしだ。足もと、NYダウ先物2万5513ドル(-1.49%)、VIX恐怖指数35.12(+6.62%)、WTI原油先物39.45(+1.57%)。金先物1756(+0.20%)、ビットコイン円994,221(-0.19%)。持ち高調整の動きだ。
 19日の日経平均123円高。大引け2万2478円。TOPIX1582変わらず。東証一部の出来高15億5500万株、売買代金2兆8300億円。値上がり1043(値下がり1033)。10年債0.010%変わらず。米10年債0.696%(-0.015)。上海総合が2967(+0.96%)で引けた。マザーズ指数の引け1043.08(+0.97%)。週明け4社デビューし活況が見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。このうち、■■■■■■■(****)が倍返しのコースに入った。FRBが人為的な株高を黙認している。(了凡)