コロナ後にベクトル逆 新しい時代のアプローチ5Gリード (2020.06.18)
反落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万2269円を上回っている。前日ダウ526ドル高(一時848ドル高~48ドル高)や原油・金先物高など追い風。ダウ先物も続伸。戻り売りをこなし強含みだ。16日、IEA(国際エネルギー機関)が2021年の世界石油需要を日量570万バレル増(20年同810万バレル減の9170万バレル)に上方修正。金8月物が1736ドル(+0.5%)をつけたのも本尊筋の思惑。このほか、5月の米小売売上高が前月比17.7%増(前年同月比6.1%減)となり好感された。12日、米連邦破産裁判所が5月に破綻したレンタカー大手に最大5億ドル(約535億円)新株発行を許可。破綻後の安値から一時16倍に化けたのが伏線とみられる。若者の間で失業給付金を手掛かりに投機熱が伝えられ、「コロナバブル」が広がり始めた。19日、米国で株の先物と指数・個別オプション三つの取引期限満了日が重なり岐路。総論の転換点を迎える。中国が北京で発生したコロナ封じ込め(計137人感染)に新たな規制を発動。北朝鮮が非武装地帯ケソンにある南北共同連絡事務所を爆破。係争中の中印国境で衝突など16~17日米中外交トップ会談(ハワイ)が流れを変える材料。株高に浮かれていられない。関係分の■■■■■(****)が4万8740円の引け。2年3ヵ月ぶり高値をつけた。巣ごもり長期化を見越したもので、14世紀半ばペストや20世紀のスペイン風邪も第2、3波が見られ、今回も例にもれない。「大河の一滴」(五木寛之=87)によると、応仁の乱前後流行した伝染病や疫病に匹敵し、震災や台風にも見舞われ内乱が続出した。コロナ禍で密集・密閉・密接の「3密」がタブーになったが、一巡後分散・拡散・逃散が見込まれ「3散」。ベクトルが逆になるという。応仁の乱が戦国時代を呼び新しい時代のアプローチになったのが救い。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)と重なるもので、米国のマイクロソフトにGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)が世界の5Gをリード。陳腐化した20世紀の石油・原子力文明を凌駕している。前回満州事変(1931)直後、前々回ペリー来航(1853)直前に相当し動乱期。ともに10年余りで敗戦、維新を迎え新しい時代の適応を迫られた。澁澤栄一(1840~1931)なら満州事変まで詳しいのも事実。これまで彼が中心になって立ち上げた■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分に追加し筆を進めている。
日経平均先物によると、17日大証の引け2万2530円(+0.76%)に対し夜間取引2600円、シカゴ円建て2575円。ダウ先物2万6245ドル(+0.20%)と一服気味。VIX恐怖指数33.66(-2.15%)、WTI原油先物37.83(-0.86%)。金先物1720(-0.94%)、ビットコイン円1,019,403(-0.48%)然り。米中外交トップ会談が気になるようだ。
17日の日経平均126円安。大引け2万2455円。TOPIX1587(-6)。東証一部の出来高11億7600万株、売買代金2兆1700億円。値上がり869(値下がり1222)。10年債0.015%変わらず。米10年債0.745%(-0.002)。上海総合が2935(+0.14%)で引けた。マザーズ指数の引け1022.56(+2.13%)。倍返し1144を捉えた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。本尊筋が株高に固執している。(了凡)