証券ビュー

アンコール伊勢町

スピード調整に尽きる バイオ関連が半値戻し倍返しの様相 (2020.06.15)

 前週末続落。日経平均小陽線の引け。SQ値2万2071円を上回った。12日ダウ477ドル高(11日1861ドル安)のショックアブソーバー。東証一部25日移動平均の騰落レシオ116%(過熱の目安120%)、同乖離3.83%(同5%)となり警戒一服。200日線2万1749円、SQ値を下回らず後場確り。見直した。5日線2万2834円を下回り調整が尾を引くとみられる、2月21~25日コロナ急落の窓埋め2万3378円なしに次の幕が上がらない。このため、前週WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の伝えた3つのワクチンが今夏の材料。コロナバブル再燃と述べた。案の定、本尊系のロイターが11日モデルナのワクチン7月3万人対象に治験開始。最終段階に入るという。12日もマウスを使った実験で症状が重篤するリスクを抑え、1回の投与で感染防止効果が得られたと発表。米当局から優先審査の指定を受けたもので、スイスのロンザグループと提携し年5億回の能力倍増の計画。5月18日87ドルを高値に半値押しから倍返しの構えだ。モデルナのほか、J&J(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、英アストラゼネカが先行。米ファイザーや仏サノフィが追随。世界延べ135のワクチンが連日連夜開発にしのぎを削る場面になった。国内でもワクチン中心にバイオ関連が半値戻し倍返しの様相。関係分で■■(****)が「フライデー」に足を引っ張られたものの、■■■■■(****)が商業化第2ステージ。時価総額1兆円(前週末2687億円)を目指す展開に入った。■■■■■■■(****)然り。12日、■■■■■(****)にライセンスアウトした食道がん患者対象の★-588410が手掛かり。研究論文に憶測が飛びかった。15日から増し担保50%(前週末30%)にもかかわらず水面下で攻勢。これまで★★★★101やTOPK、★★★167など多くのパイプラインにもつながる。時価総額301億円に過ぎない。日経平均先物によると、12日大証の引け2万2140円(-0.76%)に対し夜間取引2190円、シカゴ円建て2140円。ダウ先物も2万5400ドル(+1.47%)と落ち着いたもの。VIX恐怖指数36.09(-11.52%)、WTI原油先物36.48(+0.39%)。金先物1737(+0.02%)、ビットコイン1,015,000(±0)も一服している。メジャーSQが折り返しになった。週明け15~16日の日銀政策決定会合、16日米小売り売上高、17日同5月の住宅着工件数発表。19日、株の先物・オプション・個別オプション3取引期限が重なり乱高下も考えられる。同日、都が休業要請を解除する運びだ。13日、■■■(****)の社長が地元紙の新潟日報に「コロナではたらくかぞくをもつキミへ」社員と家族向けに広告を出し、「わたしたちは、コロナというなまえに、じぶんたちのしごとに、ほこりをもっています」と伝えた。悪玉コロナに対し落ち込んだ社員や家族など関係者を励ますもの。一方、善玉コロナの材料「ナノミストサウナ」(特許3051055号)が雑誌「フナイ7月号」で18ページにわたり紹介された。40度C・20分で肌が若返るといわれ、コロナ2代目内田会長チームの開発。市場の一部で打診買いがうかがえる。
 12日の日経平均167円安。大引け2万2305円。TOPIX1570(-18)。東証一部の出来高19億0400万株、売買代金3兆3200億円。値上がり241(値下がり1899)。10年債0.010%(+0.005)。米10年債0.708%(+0.043)。上海総合が2919(-0.04%)で引けた。マザーズ指数の引け999.24(-0.78%)。相場が若返った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、日光電(6849)■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。スピード調整に尽きる。(了凡)