証券ビュー

アンコール伊勢町

コロナ戦2回の攻防 SQ控え行き過ぎと反動つきもの (2020.06.02)

 週明け反発。日経平均小陽線の引け。高値波乱とみられる。12日メジャーSQを控えポジション調整待ったなし。行き過ぎと反動がつきものだ。前週末5日ぶり反落。コロナや経済再開、香港問題など織り込み過熱圏入り。週明け東証一部の値上がり998(値下がり1094)にとどまり、騰落レシオ136.90、25日移動平均線2万0364円との上方乖離8.2%にも明らか。買われ過ぎだが、2、3月売られ過ぎの解消に至っていない。トランプ氏が国内の暴動処理に追われ米中通商合意破棄を見送ったほか、1日米ISM製造業景況感指数や4日ECB理事会も買い戻しの材料。寄り前発表された法人企業統計で1~3月期の設備投資4.3%増(全産業)が追い風になった。外資が5月第3週から途転買い。前週4連騰で袋小路という。中国製造業のPMIが50.6(5月)とあって消耗戦。それも輸出激減、在庫の山で失業急増。株高と実体経済のギャップが広がっている。米国でも20%の失業率や5000万人が失業・賃金カットに見舞われ輸血段階。出血を止めることさえできない。コロナ戦1回の表と裏の現状によるもので、半年はおろか1年後様変わり。売り方が踏むと買い方も投げざるを得ない。デスマッチに入った。本気で向き合うほかない。前日述べたように、国際協調が進んだ戦後でなく、混乱が尾を引き米国の関与が後退した第1次大戦(1914~18)後に匹敵。スペイン風邪と重なり第2、3波の被害甚大。コロナ戦2回の攻防が始まった。6月の場合、6日(土)満月売りに対し21日(日)新月買い。4、5月と並びボックス圏内。後半高いと考えられる。2018年12月以来、1年半ぶり1000ポイント大台に乗せたマザーズ指数がリード。関係分の■■(****)や■■■■■■(****)に続き■■■■■■■(****)も出番待ちだ。コロナと一線を画した癌ワクチン開発を手掛かりに水準訂正本格化。来年4月、設立20周年にかけて高値更新が見込まれる。2013年以降元厚労相と話がついたといわれ、上市に意欲的なノーベルファーマ(塩村社長)が鍵。6月早々玉吸い上げがうかがえ、PTS(夜間取引)も確りしている。日経平均先物によると、1日大証の引け2万2120円(+1.42%)に対し夜間取引2020円、シカゴ円建て2005円。ダウ先物も2万5338ドル(-0.16%)と小甘い。VIX恐怖指数29.87(+4.48%)、WTI原油先物35.23(-0.70%)。ビットコイン円1,028,000(+0.97%)ともに小康を保っている。本来、コロナ蔓延に伴う原油底割れが市場と実力といわれ、需給が均衡を取り戻すのに最低5年。5月29日まで米国内の石油・天然ガス掘削リグ301基(前年比69%減)。1940年統計開始以来4週連続最低を更新した。シカゴツィートによると、米国リベラリストのエリートたちが「トランプ後」を準備。次の民主党政権でTPP復活。日本の西村大臣(経済再生相)と組む見通し。もはや、米国に期待しても駄目。香港問題すら大統領選対策に過ぎないという。
 6月1日の日経平均184円高。大引け2万2062円。黄金分割の目安2万2600円が目前に迫った。TOPIX1568(+5)。東証一部の出来高12億0100万株、売買代金2兆3200億円。10年債0.005%(+0.005)。米10年債0.657%(+0.002)。上海総合が2915(+2.21%)で引けた。マザーズ指数の引け1,002 .79(+2.07%)。収まらない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。独裁国家が必ず崩壊するという歴史の常識。中国も近づいたという。(了凡)