証券ビュー

アンコール伊勢町

GW期待以上の成果 今乗り切れないなら何時やるか (2020.04.30)

 売り一巡後下げ渋り。日経平均十字足の引け。もつれた儘だ。ダウ4日連騰を受け総論売り各論買い。大半持ち高調整とみられ、GW明け緊急事態宣言の解除後退を見越した場味。引っ込みがつかない。欧米でコロナ感染拡大が峠を越し経済再開が伝えられる一方、肝腎な企業業績が見通し難。決算発表が本格化しても改善しないためだ。27日ダウ358ドル高が28~29日FOMC(米連邦公開市場委員会)の緩和継続を促すもので、日銀が27日国債を無制限に購入し「何でもやる」と居直ったのに等しい。23日ロイターによると、アマゾンの創業者やテスラのCEO(最高経営責任者)など米国億万長者8人の資産合計がコロナ危機のさなかに10%増加。過去5週間で2650万件にのぼる米新規失業保険申請と真逆の関係。格差拡大に拍車がかかった。本尊筋の間でもHSBC(香港上海銀行)が1~3月期推計30億ドル(約3200億円)の貸倒引当金を計上。予想の倍でリーマン危機以来。米国の大手銀も同250億ドル(約2兆6700億円)の規模という。4~6月期か7~9月期持ち直したところで、10~12月期コロナ第2波ならひとたまりもない。中国の人材募集サイトによると、中小企業8割約2億3300万人の雇用に対し3割以上リストラ。5割近く給与遅延が発生し、新卒870万人の就職棚上げも伝えられる。日本企業がバブル崩壊とリーマン危機に懲りてGDPの130%(米国48%)内部留保を確保。コロナ後に備えた経緯と比較にならない。米中がコロナの初動処理を誤りもがいているのに対し、日本は批判や叱責を浴びながら曲がりなりに持ち堪えた。これまで「天災」に畏敬の念を叩き込まれ、1961年に全国の自治体で国民皆保険が実現し60年。今乗りきれないなら何時やるか。関係分の■■■■■■■(****)に続き■■■■(****)、■■■■(****)が台頭。28日、同■■(****)もS高となり新たなスタートを切った。東大医研発のベンチャー企業で細胞医療に定評。樹状ワクチン治験進展に期待がかかる。東大医科研で同■■■■■■■(****)と近くマザーズの活況が見込まれる。日経平均先物によると、28日大証の引け1万9810円(+0.46%)に対し夜間取引2万0060円、シカゴ円建て0065円。ダウ先物も2万4307ドル(+1.28%)と続伸。VIX恐怖指数32.12(-10.46%)、ビットコイン円828,619(-1.05%)も音なしの構えだ。日経平均の現物が5日移動平均線1万9476円を上回って推移。強い基調を維持しながら十字足。上値に慎重で一目均衡表の雲に突入した。30日以降顔を出すと考えられ、23日新月買いに続き5月7日満月売りにも現実味。どんな傑物もホロスコープ(天体の配置図)に敵わない。
 28日の日経平均12円安。大引け1万9771円。TOPIX1449(+1)。東証一部の出来高12億3300万株、売買代金2兆1100億円。値上がり1330(値下がり757)。10年債-0.050%(-0.010)。米10年債0.656%(-0.010)。上海総合が2810(-0.19%)で引けた。マザーズ指数の引け774.62(+1.85%)。853が視野に入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。受け売りだが、目の前のお客が満足し、期待以上の成果を届けられるかいい機会だ。(了凡)