長い下ヒゲ反発を打診 原油先物安が需給改善のきっかけ (2020.04.23)
主力中心に続落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。長い下ヒゲが反発を打診し、25日移動平均線1万8751円上向き。一目均衡表の雲や5日線1万9455円を見る限り戻り売りの固まり。ミクロでコロナより原油底割れの影響が大きい。貯蔵問題の解決なしに6月物もマイナス価格といわれ、トランプ氏が米国の石油業者に資金支援を表明し手詰まり。21日期近になった6月物が急落し、WTI原油先物に投資するETF(上場投信)最大手の引け2.8ドル。前日比25%下落し年初来78%暴落という。自ら5月物に底割れをもたらし、持ち越した玉の80%6月物。あと2週間でオクラホマクッシング在庫が満杯になると、再び処分売りに追い込まれるわけだ。■■■■(****)と■■■■■■(****)がS高となり1ヵ月後を先取り。理に叶っている。2008年7月11日、1バレル147.27ドル(1ℓ83円)をピークに逆回転。原油も神話が崩壊し、エネルギーをはじめ一次産品すべて構造調整に入った。21日ロイターによると、CDC(米疾病対策センター)がコロナ感染拡大第2波に言及。今冬米国を襲う見通し。インフルエンザの季節と重なるため、今回より大きな影響が予想され警告した。10日付「何事も第2波が大敵」と述べた通り初動本格化。5G(第5世代移動通信システム)を迎えながら、連続性のない大きな変化にAIやIoT、アルゴ取引も使い物にならない。市場に学ぶほかなく、関係分の■■■■■(****)や■■■■■■(****)もジャブの段階。21日G20農相が緊急TV会議を開き、コロナ感染拡大で経済活動に急ブレーキがかかる中、ベトナムやロシア、カザフスタンなど食料輸出制限の動きも伝えられた。関係分の■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)などとっくに半値戻しを突破。全値戻し、倍返しも考えられる。■■■■(****)、■■■■(****)もスケールが大きい。コロナ終息後の景気回復が遅れ、期待外れになると給付金1回10万円で済まなくなる。中長期債券暴落、金利上昇、財政インフレが見込まれ、原油ベースの工業製品より食料はじめ必需品が優先されるのも自明の理。市場がコロナ後の解を明らかにするはずだ。日経平均先物によると、22日大証の引け1万9020円(-1.55%)に対し夜間取引9170円、シカゴ円建て9175円と持ち直す動き。ダウ先物も2万3216ドル(+1.25%)に反発している。VIX恐怖指数43.78(-0.11%)、ビットコイン円752.693(+1.61%)も悪くない。むしろ、地獄に仏。原油先物安で需給改善のきっかけをつかんだ。FRBの無制限緩和により資金ジャブジャブの状態。ものにもよるが、隙間ができると割って入る。23日新月買いに相当し、前回3月24日の新月、日経平均1204円高を呼び込んだだけに興味深い。売り込まれた■■■■(****)が大穴だ。
22日の日経平均142円安。大引け1万9137円。TOPIX1406(-8)。東証一部の出来高12億4700万株、売買代金2兆0800億円。値上がり496(値下がり1629)。10年債-0.010%(-0.025)。米10年債0.590%(+0.022)。上海総合が2843(+0.60%)で引けた。マザーズ指数の引け715.30(-1.99%)。出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。長い下ヒゲが反発を打診している。(了凡)