上値を試す週明け転機 コロナ対策に比大統領を見習え (2020.04.13)
前週末反発。日経平均十字足の引け。SQ値1万9577円を下回った。前日ダウ285ドル高が手掛かり。FRBが3月23日のQE(量的緩和)拡大に続き、4月9日地方や企業に緊急資金を供給する異例の支援を表明。リスクの高い「ダブルB」、投資不適格の社債やローン担保証券の一部も含まれ「米国経済が回復軌道に乗るまで続ける」旨受けたものだ。新たにFRB2兆3000億ドル(約250兆円)、EU5400億ユーロ(約64兆円)の経済対策に対し、9日OPECプラスがトランプ氏の減産要請を受け日量1000万バレル(需要減同2000万バレル超)に合意。10日WTI原油先物23.21ドル(-7.49%)に跳ね返った。10日東証一部の出来高13億7000万株、売買代金2兆1900億円にとどまり薄商い。週明け転機とみられる。3月25日の戻り高値1万9546円を抜くと半値戻し2万0300円。息切れなら2番底模索。東京のコロナ感染者が11日197人(10日189人)を数え最多となり、日本を外資が欧米に「遅れを取った」と見ているフシもある。現在、ドイツのルフトハンザ760機のうち稼働60機。エアバスA380間もなく飛べず。大型旅客機1機で220人雇用が失われるという。そのドイツ、今年の予想成長率-4.2%で後半急回復。来年+5.8%の見通し。著名な経済研究所によるもので、10日述べた今秋第2波が大敵。このため、時間稼ぎと考えられる。3月11日以降、本尊筋が決済困難といわれ、中国封じ込めも難航している模様。この上、天災もついて回る運びで腹をくくるほかない。春節明けから目くらましだ。12日サウジの株安を踏まえ翌日海外休場明け。ポジションを取りにくい。株も不要不急といえなくない。日経が11日付トップで伝えた「人工呼吸器参入に壁」を読み返した。米欧が有事対応で規制緩和する一方、日本は緊急事態でも変更なしが決め手。国内2万8000台超のうち6割使用可能といわれ、海外でもコロナ患者急増の折り緊急増産に踏み切らざるを得ない。ナスダックのモデルナが9日から超法規の治験に入り、今秋にもコロナ第2波が予想される場面。10日切り返した■■■■■(****)の活躍が見ものだ。14日IMF世界経済見通し。15日米3月小売り売上高・鉱工業生産・設備投資稼働率。G20財務大臣・中銀総裁TV会議。16日米3月住宅着工件数。17日中国1~3月期GDP、3月鉱工業生産・同小売り売上高など新たな材料。日経平均先物によると。10日大証の引け1万9310円(-0.92%)に対し夜間取引9320円、シカゴ円建て9485円。ダウ先物も2万3676ドル(+1.85%)と現物より甘い。VIX恐怖指数41.67(-3.88%)、ビットコイン円749,874(+0.37%)ともに方向感がない。戻りを試すところだ。
10日の日経平均152円高。大引け1万9498円。TOPIX1430(+13)。値上がり1511(値下がり608)。10年債-0.005%(-0.015)。米10年債0.728%(-0.041)。上海総合が2796(-1.04%)で引けた。マザーズ指数の引け670.01(-0.14%)。2段上げ途上だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。比大統領と国会議員200人がコロナ対策1億円に向け給与1ヵ月分全額寄付するという。日本も見習え(了凡)