完全回復に平均39ヵ月 2番底近づき来週にも復活の第一歩 (2020.04.02)
大幅続落。日経平均大陰線の引け。2番底に近づいた。前場ダウ410ドル安、後場米株先物安に国内ロックダウン(都市封鎖)の噂が流れ全面安。下振れした日銀短観を受けて業績や配当の下方修正も懸念された。一方、関係分の■■■■(****)や■■■■■(****)が確り。中小型も物色線上に登場。連日3兆円超の売買代金が峠を越し売り圧力後退とみられる。3月24~25日に空けた窓1万8100~1万8446円を埋め、同19日安値1万6358円をうかがう場面。米国時間4月1日の週間新規失業保険申請と2日雇用統計発表が新たな材料だ。5日ホロスコープによる重要変化日、8日中国の武漢閉鎖解除が満月売りと出ている。関係分の■■■■(****)をマーク。突っ込み買いでリスクオン。4月のダークホースと考えられる。3月31日の経済財政諮問会議後、西村経済再生相が会見し日本の緊急事態宣言について言明。新型コロナウィルス特措法で想定される同宣言が欧米のロックダウンと一線を画し、強制力を持たず罰則もない旨伝えた。その上で都道府県知事がイベントや施設の利用制限を指示するのにとどまり、緩やかな手法で感染症を閉じ込めるという。ロックダウンを真に受けた外資系が慌ててポジションを解消し、著名な投資家のネガティブな発言も場味を台無しにした。受け売りだが、1945年以来8回の弱気相場を分析した結果、米国の例で完全回復まで平均39ヵ月。株60%と債券40%に分散したケースでも平均30ヵ月で最高値まで戻している。今回、四半期ベースでダウ-23.20%、ナスダック-14.18%、S&P500も-20.0%。ダウがブラックマンデー(1987)第4四半期以来大幅な下げ。30~39ヵ月で再び肩を並べるわけだ。知日派のイェスパー・コール氏によると、コロナショック解消後、日本の経済がV字回復といって憚らない。何より、大手企業が従業員を解雇せず持ち堪えているし、GDPの130%(米国48%)に相当する内部留保が決め手。ゆうに1年以上しのぐことが出来る。政府の中小企業向け実質無利子の貸し付けや携帯・薬価引き下げなど支援材料。昨年10月の消費増税も体力があってこそ福祉財源に回すことができた。ドイツ出身で1986年初来日から30有余年、日本に首ったけという。日経平均先物によると、1日大証の引け1万7820円(-4.76%)に対し夜間取引7790円、シカゴ円建て7840円。ダウ先物2万1024ドル(-3.34%)と大幅続落。VIX恐怖指数59.47(+4.24%)、ビットコイン円678,584(-1.94%)も右往左往だ。コール氏なら、何も心配ないが関の山。数年後、消去法で日本がダントツの見通し。日経平均4万円が視野に入るという。誰が何のためコロナウィルスをばら撒いたか。コロナ後明らかになる。
4月1日の日経平均851円安。大引け1万8065円。TOPIX1351(-51)。東証一部の出来高16億6100万株、売買代金2兆7200億円。値上がり100(値下がり2056)。10年債0.000%(-0.010)。米10年債0.610%(-0.044)。上海総合が2734(-0.57%)で引けた。マザーズ指数の引け614.20(-0.95%)。踏ん張っている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。常に長期的な資産の保全と繁栄につながる構成が先決。来週成功すると復活の第一歩。肝腎なところだ。(了凡)