バイオ関連が幕間繋ぎ 4月をものにしないと前に進めない (2020.04.01)
続落。日経平均中陰線の引け。上値が重い。前日ダウ690ドル高、中国の3月PMI(製造業購買担当者景気指数)52.0(+16.3)を好感し1万9336円が戻り高値。27日の配当落ち終値1万9389円に53円届かず、5日移動平均線1万9120円を下回った。日銀が保有するETFの損益分岐点1万9500円。ETFのNT倍率を加味するとTOPIX1430 。ボックス圏とみられる。年度末を比較すると、昨年3月29日2万1205円、TOPIX1591に対し10.8%、11.9%下回った。25日大陽線を引き三角もち合い。自律反発の域にとどまり、4月上下いずれに放れるかカウントダウン。敗者復活戦が始まる。VIX恐怖指数が依然2008年リーマン・ショックの水準に高止まり。予断を許さない。31日、東京でコロナ感染78人を数え最多更新。2番底、3番底を通じて本尊巻き返し。コロナ後が次のテーマになる。米製薬大手ジョンソン&ジョンソンが来年初ワクチン提供を始めると発表しバイオ関連が幕間繋ぎ。ナスダックのモデルナも出番を迎える。2月27日の高値36ドルを抜くと本格化。主力が戻り売りをかぶる中で上場来高値更新が見込まれる。国内では■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)。さらに、関係分■■■■■(****)がダークホース。人工呼吸器の増産に拍車がかかり大化けの公算が大きい。トランプ氏がGMに同呼吸器生産を命令したほか、トヨタ(7203)もフェイスシールドや同呼吸器の生産支援に乗り出した。日経平均先物によると、3月31日大証の引け1万8710円(-0.48%)に対し夜間取引8650円、シカゴ円建て8685円。ダウ先物も2万2181ドル(+0.06%)と足踏みだ。VIX恐怖指数56.43(13.90%)、ビットコイン円698,783(+0.84%)ともに一服。つかみどころがない。コロナがなくても潰れるといわれた債券バブル。リーマン当時と比較にならない財投やコロナ関連投資を全力投球しても限定的。時間稼ぎに入った。ホロスコープ(天体の配置図)によると、4月5日、6月30日、11月12日が重要な変化日。来週明け、8日満月も関門になりそうだ。何か仕掛けてくる。ゴールドマンが米国の4~6月期成長率-24%、7~9月期+12%(いずれも年率)とアナウンス。コロナ危機によるもので、年明けから3分の1になった原油価格が来年1バレル55ドルを上回るという。1年後、原油に限らず業界大手が不良資産を切り離し、優良資産を集約する見通し。ブルームバーグによると、中国の場合、景況感が改善しても株安。ドル円の上げ幅縮小、長期金利が上昇するという。1番底で最悪の事態を織り込み、2番底と3番底で原油先物安と新興国債務を吸収する旨も伝えられる。1本足で切り返しが困難になった。
3月31日の日経平均167円安。大引け1万8971円。TOPIX1403(-32)。東証一部の出来高18億6200万株、売買代金3兆0800億円。値上がり546(値下がり1581)。10年債0.005%(+0.005)。米10年債0.695%(-0.027)。上海総合が2750(+0.11%)で引けた。マザーズ指数の引け620.09(+1.28%)。見どころがある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など僅か。4月をものにしないと前に進めない。(了凡)