証券ビュー

アンコール伊勢町

震災時の水準に戻す 政策対応で買われた時間 (2012.02.28)

じわじわ高い。引け甘くなった。前、今週で2空となり、来週明け3空をつくると要注意。市場にも雪崩が予想される。14日に日銀が金融緩和を表明しほぼ一本調子。株のほか債券、為替、原油・金先物など売り方がつかまった印象。買い戻しをやむなくされ、なお我慢している感触。1週間後、遅くても3月9日のSQにかけて一段高。その後ひと押しある。27日は野村が低位株ファンドの投信設定とあって値嵩一服。低位のほか中位も色気を振り撒いた。しかし、大半インデックス商い。甘辛一緒くたで味気ない。21日 ■■■■■(****)135円、■■■■(****)360円と述べたがノンストップ。このうえ■■■(****)3800円、■■■(****)3400円が目安。丁寧に駒を進めるところだ。25、26日のG20で新興国が欧州に自助努力を促し、4月合意にも実績が不可欠とたしなめた模様。明らかに立場が変わった。先進国はデフレで超低金利。資金需要のないところに金融緩和でバブルをつくり、資産効果で暖を取るありさま。日銀総裁のいうように、政策対応で買われた時間には限度がある。タイムラグを見極め、■■■■(****)と ■■■■■■(****)の押しを拾うトレンドとみられる。メインディッシュが■■■(****)だけに気が気でない。依然大商いが続いているためだ。27日18万8500円をつけ戻り高値を更新。07年10月以来4年4ヵ月ぶり大揉み放れの様相。09年8月高値21万8400円を抜くと事実上青天井。初動としては黄金分割で35万円が目安なる。提携先の■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、さらに癌診断薬の■■■■■■■(****)も水準訂正接近。ゲノム創薬世界初を見越した初動である。02年にゲノム研究で国内指折りの中村祐輔教授がマウス実験の果て、肉腫治療に応用できる抗体を突き止めて10年。最も難しいといわれたOTS102を皮切りにOCVシリーズでも有力な手掛かり。月内乃至3月にも何がしの発表があるという。事実とすれば遠大なスケール。世界レベルで波紋を呼ぶはずだ。追加して推移を見守りたい。旧聞だが、失われた20年の間に株価が倍以上になった日本企業18社を紹介する。ランキング順に①ニトリHD(9843)、②ヤマダ電機(9831)、③■■■■■■(****)、④久光(4530)、⑤■■■■(****)、⑥■■■■■■(****)邦チタ(5727)、⑧テルモ(4543)、⑨キャノン(7751)、⑩■■■■(****)、⑪HOYA(7741)、⑫リンナイ(5947)、⑬イビデン(4062)、⑭■■■■■(****)日医工(4541)、⑮■■■■■■(****)、⑯コマツ(6301)、⑰■■■■■(****)、⑱ディスコ(6146)。昨年11月バフェットが来日し、日本株はこれから買いだと述べて慌ただしく帰国した。

日経平均は13円安。9633円の引け。CMEを受けて高寄りしたが、後場戻り売りに押され4日ぶりに反落した。出来高24億9200万株、売買代金1兆4600億円。東証2部が震災の水準を上回り、1部も当時の1万0254円が目標という。震災といえば■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)がじり高。復興庁の予算執行が見込まれ、次期4~6月大量発注が明らかになる。■■■■(****)はダークホース。2月10日の3Q発表から3ヵ月後に落札結果がわかる。倍返しで収まるまい。(了凡)