非合理的なブル相場 MAGA人質に再選目指すトランプ氏 (2020.02.20)
5日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。後場一段高だ。先物の買い戻しによるもので、18日ダウ165ドル安(一時281ドル安)を吸収。アップル下げ渋り(1.8%安)、ナスダック最高値更新、1ドル110円台の円安など手掛かり。上海総合や香港ハンセン指数も高い。前日329円安に対し206円高。物足りないのも事実で、75日移動平均線2万3501円がボトルネック。25日線3594円とデッドクロス目前になり気迷いがうかがえる。ウォール街で新型肺炎を巡るアップルの下方修正が4~6月期一時的に対し、最悪期といえず潜在的な危機を過小評価する指摘もある。17日、米国プレジデントデーの祝日に欧州の代表的な株価指数「ストック600」が431.98(+0.34%)をつけ最高値を更新。中国の財政金融政策を好感した上海総合2983(+2.28%)の刺激によるものだ。ブラジルやアルゼンチン、レバノンなどデフォルト危機で連鎖反応。昨年12月上場したアラムコの時価総額がピークから13%落ち込み原油先物安と連動。厳しい情勢に変わりない。12日最高値をつけたダウ然り。トランプ氏が米経済を支えるMAGA(マイクロソフト・アップル・グーグル・アマゾン)を人質に再選を目指す流れになった。Make America Great Again(偉大な米国を再び)と語呂合わせ。アップルの下方修正が一時的であれ、財政金融頼みの現状から下振れ続出も考えられる。バンク・オブ・アメリカによると、今後3年中国の実質成長率予想平均5.2%。15年の金融危機以来低い水準。にもかかわらず、「非合理的なブル相場が続く」見通し。昨年末漏れ伝わったダウ3万2000ドル説に符合するもので本尊筋のプロパガンダ。ニューハンプシャーの民主党予備選で候補者がどんぐりの背比べ。トランプ氏再選の風が吹いた。日本でモリカケやサクラを通じて野党が自滅したのに似ている。アメリカ大使館がGHQの置き土産で極東CIA本部といわれる所以だ。日経平均先物によると、19日大証の引け2万3370円(+0.73%)に対し夜間取引3390円、シカゴ円建て3400円。ダウ先物も2万9281ドル(+0.24%)と確り。VIX恐怖指数14.57(+6.51%)やビットコイン円1,116,001(-0.16%)を寄せつけない。19日、G20に向けて自律反発。誰が何のためにコロナウィルスをばら撒いたか述べた。米中金融危機隠蔽が主因といわれ「天災」含み。本尊筋さえ指揮系統が定かでない。一刻を争う人道的な対応が急務で、人口調節説も根強い。NY在住の若林栄四氏。情勢が混沌とする中で視界の悪さに言及。リベラルからすると世紀末。その中で株が最高値を更新している。この世に正義があるとすれば株の大暴落という。
19日の日経平均大引け2万3400円。TOPIX1671(+6)。東証一部の出来高11億3300万株、売買代金2兆1100億円。値上がり1245(値下がり801)。10年債-0.050%(+0.005)。米10年債1.548%(-0.008)。上海総合が2975(-0.32%)で引けた。マザーズ指数の引け830.15(+2.66%)。世話が焼ける。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)など。本尊筋を批判しても始まらない。(了凡)