証券ビュー

アンコール伊勢町

G20に向け自律反発 誰が何のためウィルスをばら撒いたか (2020.02.19)

 4日連続安。日経平均小陰線の引け。後場下げ渋った。前日NY休場・欧州主要市場反発を受けたもので、中国の積極的な財政・金融政策を好感する一方、アップルの1~3月期下方修正に捕まった。75日移動平均線2万3494円を下回った上、一目均衡表の雲を下に抜け反転待ち。騰落レシオ(東証一部25日平均)71%台から見て自律反発ゾーンだ。とんだ春節明けの目くらましに唖然としたが、昨年末2万3656円に対し18日2万3193円。僅か2%下げたのに過ぎない。前日述べた1ドル109円台後半の円安によるもので、昨年末ダウ2万8588ドルが14日2万9328ドル。2.5%上げ相関係数0.8という。昨年8月から10年債の日米金利差が0.6%前後にとどまり本来円高。半年前1ドル102円で説明がつかないと述べた。誰が何のために武漢のコロナウィルスをばら撒いたか察しがつく。米国であり中国でもあるが、背後で代理人を操る国際金融資本が本尊筋との見方に与するもの。自分たちを除き世界中身動きできない場面をつくり出した。風が吹くと桶屋が儲かる理屈だ。比較的安全といわれる日本経済のポジション。ロイターによると、同ウィルス感染拡大に対し免疫システムを持っていない。昨年10~12月期GDP実質-6.3%(年率)に明らか。感染前の数値であり、1~3月期本格化。伸び切ったマイナス金利政策と脆弱な円安、需要低迷による景気落ち込みが避けられない。昨年末1200億ドル(約13兆円)の財政支出、民間で1100億ドル程度支出が見込まれるものの不十分。東京五輪も同ウィルスの影響を受けるという。財務省の訂正データによると、昨年9月末非金融業1兆8000億ドル(約200兆円)の現預金を含め7兆ドル(同800兆円)マイナス金利が適用されない口座に待機資金が積み上がっている。この儘いくと銀行が手数料を持ち掛け、課税される最悪の事態も考えられる。5G(第5世代移動通信システム)やCASE(自動運転・シェアリング・電動化)に続く次世代投資が期待される所以。どんな事業も客待ちで新年度まで耐えられない。日経平均先物によると、18日大証の引け2万3200円(-1.44%)に対し夜間取引3140円、シカゴ円建て3145円。ダウ先物も2万9232ドル(-0.55%)と続落。半面、VIX恐怖指数15.34(+8.41%)に上昇、ビットコイン円1,067,150(-0.03%)も反転含み。日本株の場合、外資の売りが限られている。年初から2月第1週まで先物7600億円売り越しに対し、現物の売り買いトントン。彼らが昨年先物3兆2667億円買い越した短期資金にひきかえ、現物7953億円売り越し模様眺めだ。昨年日銀がETFを4兆3772億円(目標6兆円)買いつけ、自社株買い4兆1870億円。外資と個人の売り(現物4兆3000億円)を吸収したという。膠着状態から抜け出すのが24日(新月)。22、23日サウジでG20開催の予定。25日、何か飛び出すとみられる。
 18日の日経平均329円安。TOPIX1665(-22)。東証一部の出来高11億5300万株、売買代金2兆1200億円。値上がり248(値下がり1865)。10年債-0.065%(-0.025)。米10年債1.543%(-0.043)。上海総合が2984(+0.05%)で引けた。マザーズ指数の引け808.62(-2.43%)。見送りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。雑誌ザ・フナイ3月号で仏教の底力を特集している。(了凡)