証券ビュー

アンコール伊勢町

水入り後大もみ続く 2月末にかけゴールデンクロス待ち (2020.02.14)

 反落。日経平均小陰線の引け。大半見送られた。外資の先物売りによるもので、基準変更に伴うコロナウィルス感染急増が主因。前日、拡大ペース後退を好感しダウ275ドル高。米主要3指数がピーク更新した矢先、基準見直しで潜在症例や死者が大幅に増えるという。寄り前、中国湖北省衛生当局の発表が高値挑戦に水を差した。引け5日移動平均線2万3815円を上回り底堅い。上値が重いのも事実でブルベアがっぷり四つ。水入れ後、大もみが続きそうだ。ウォールストリート・ジャーナルによると、中国は監視能力と航空・電話会社、公共交通システムを含む国有企業のデータを利用してウィルスの動きを追い、感染者を隔離している。チャイナ・モバイル、チャイナ・テレコム、チャイナ・ユニコム、ファーウェイなど全て5Gの機器とサービスを武漢に新設された火神山病院へ持ち込み、政府の対応を助け自分たちが大衆の標的にならないためだ。次々対策に追われる中、国家・政府と中国ハイテク企業との関係が緊密なものになる。フォーリン・アフェアーズも、ウィルスがいずれ変異し致死率や拡散能力が高まると各国政府の封じ込めが限界に達し、世界で猛威を振るうリスクがある。最悪の事態に備えよという。CDC(米疾病対策センター)によると、感染者数のピーク4月上旬。ワクチン大量投与により患者減少が見込まれる5月峠。最長2年といわれるコロナウィルス収束も早まる見通し。ホロスコープ(天体の配置図)による最悪の新月3月24日。パワーバランスが崩れる4月5日を仮説に「年度末が正念場」と述べた。人災ならぬ「天災」によるもので、本尊筋が煙に巻く打ってつけの脚本。中国を「謎の疫病」により身動きできないようにした。一方、米国でインフルエンザが脅威。コロナウィルス感染者10人に対し2200万人を数え死者1万人超。今後3万人の予想もある。ダウが1月下旬コロナウィルスで約1000ドル下げ、2月12日最高値2万9551ドルをつけたのが新たな手掛かり。11日、FRB議長が米下院議会証言で短期金利の乱高下が収まったとの由。少なくても短期債購入を4~6月まで続け7月以降縮小を示唆。昨年10月「QE4」(第4次量的緩和)に踏み切り、半年で4000億ドル(約44兆円)にのぼる。WHO(世界保健機関)が中国に買収され、事務局長はじめエチオピア丸ごと国ぐるみ。BC10世紀から1974年まで最古の歴史を持つ帝国も巻かれた。日経平均先物によると、13日大証の引け2万3790円(-0.34%)に対し夜間取引3610円、シカゴ円建て3615円。ダウ先物も2万9299ドル(-0.76%)と反落。VIX恐怖指数15.13(+0.33%)、ビットコイン円1,115,995(-1.89%)も旗色が悪い。上海総合2906(-0.71%)、香港ハンセン指数29,730(-0.34%)然り。12日述べたように、2月末の日経平均が2万2069円以上ならアベノミクス3度目のゴールデンクロス。ダウ最高値更新が最大の支援材料だ。来週カウントダウンが始まる。
 13日の日経平均33円安。大引け2万3827円。TOPIX1713(-5)。東証一部の出来高12億3500万株、売買代金2兆3700億円。値上がり878(値下がり1190)。10年債-0.040%(+0.005)。米10年債1.579%(-0.051)。マザーズ指数の引け857.63(+0.53%)。持ち直した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。コロナウィルスが「生物兵器」ならよくわかる。(了凡)