戌笑い亥固まり子繁栄 60年前今上天皇が生まれ2月に還暦 (2020.01.01)
納会続落。日経平均小陽線の引け。リスクオフだ。北朝鮮に中東情勢、中国PMI・米ISM製造業指数、円高など6連休リスクが主因。5日移動平均線2万3805円を下回り、12月13~14日に空けた窓の下限3468円が下値の目安。
間が持てず安値引けだ。発会波乱で始まり1万9241円の安値。12月17日2万4091円まで戻し、納会ベース18.19%高。29年ぶりバブル崩壊後の高値というがピンとこない。干支の相場格言によると、2018年戌(いぬ)笑い、19年亥(い)固まり、20年子(ね)繁栄。21年丑(うし)躓き、22年寅(とら)往って来い、23年卯(う)跳ねる旨お見通し。辰巳(立つ身)天井に始まる相場師ノ虎ノ巻といわれるAIが「日本証券史資料 戦前編第9巻」に収録されている。20年から3年肝腎なところ。納会後明らかになる米国株の顚末がモノをいう。ドルと円が「安全通貨」として同じ方向に動く傾向が強くなった。年明け米中第1段階の合意が見込まれ、その後景気の落ち込みを避ける上で双方休戦。さんざん織り込んだブレグジット移行期間延長も消化できる。OECDの景気先行指標や半導体在庫調整一巡、事実上「QE4」に踏み切ったFRBの政策転換など支援材料。来年前半ダウ3万円を仮説に年明けにも買い戻しが予想される。1ドル110円台に入ると本格化。米MMF(外貨建て投信)3兆6000億ドル(約390兆円)が動き出すという。FRBのQEが過去3回あり、1回目7ヵ月でダウ24%、2回目同18%、3回目同15ヵ月39%上昇という。今回、昨年10月から4回目の「QE」といわれ、逆イールド(長短金利逆転)18か月で米景気後退を加味すると、子繁栄の後丑躓くに該当する。翌年寅の往って来いなど算術から芸術の域。世界中、幕末・維新に匹敵する転換期だけにぞくぞくする。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)スタンバイ。2024年1万円札に登場する澁澤栄一(1840~1931)関連が見直される運び。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)のほかユニークなものを紹介する予定だ。日経平均先物によると、12月30日大証の引け2万3640円(-0.84%)に対し夜間取引3630円、シカゴ円建て3645円。ダウ先物も2万8630ドル(+0.07%)と小動き。VIX恐怖指数13.82(+9.25%)、ビットコイン円797,341(-1.28%)まちまち。6連休中、何が起きても対応できる。
納会の日経平均181円安。大引け2万3656円。TOPIX1721(-11).東証一部の出来高7億9600万株、売買代金1兆4300億円。値上がり542(値下がり1541)。10年債-0.025%(-0.010)。米10債1.912%(+0.040)。上海総合が3040(+1.16%)で引けた。マザーズ指数の引け897.47(-1.12%)「初押し」の印象だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)など。ないよりマシだ。20年の干支が庚子(かのえ・ね)。ご時世の変わり目を意味し新しいサイクルの始まり。相性がいいという。受け売りだが、60年前の庚子に今上天皇が生まれ、20年2月23日還暦祝い。なるほど、いい年回りだ。グレートローテ―ション(歴史的な資金移動)が背景にある。20年を無事乗り切るのが先決。米大統領選のほか国内で総選挙説も根強い。(了凡)