立つと大きいのが道理 構造的な調整圧力に一服感半年 (2019.12.24)
週明け閑散。日経平均小陰線の引け。6日連続陰線を引いた。5日移動平均線2万3900円がネック。前週末ダウ78ドル高を受け買い一巡後見送り。外資のXマス休暇入りが伝えられ、中低位の水準訂正につながった。事実上、高値整理。戻した水準が地相場となり、23日の安値3746円を維持すると面白い。材料なしでも需給がいいため年明けにつながる。27日、国内で11月の失業率や有効求人倍率、鉱工業生産など発表されても遅行指標。30日納会、6日発会に向け持ち堪えられる。名実ともトランプ氏のジジ抜き相場。来年前半「ダウ3万ドル」の啖呵を切った。背後のBIS(国際決済銀行)をはじめFRB、ECB、日銀など国際金融資本とわれわれが呉越同舟。24~25日に日中韓首脳会談を控え、北朝鮮発「悪夢のXマスプレゼント」が見もの。来春習氏来日を加味すると制約要因が多い。香港のほか台湾も流動的で日本にゆすりたかり。株を操り目くらましが予想される。日経平均先物によると、23日大証の引け2万3750円(+0.13%)に対し夜間取引同、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万8499ドル(+0.06%)と確り。VIX恐怖指数12.81(+2.48%)、ビットコイン円821,640(-0.17%)も抜かりない。20日、フィラデルフィア半導体指数1853.87(+1.03%)最高値も織り込み済みだ。FRBが7、9、10月3連続0.25%利下げ。10月から事実上「QE4」に踏み切り、中長期構造的な調整圧力に一服感をもたらすもの。来年前半にかけ米国でMMF(外貨建て投信)の空売りや先物売りなど延べ3兆6000億ドル(約390兆円)買い戻しが見込まれる。19日、スウェーデンの中銀が政策金利を-0.25%から0%に引き上げ、5年にわたるマイナス金利から脱却。20日、日銀も10年債が3月6日以来プラス圏。賞味期限半年という。変わらざるを得ない調整が来年以降さらに7年といわれ、双方一服しないともたない。■■■■■■■(****)が89円の引け。値上がり率71位に顔を出した。13日に続き19日も出来高200万株超の大商い。23日、ノーベルファーマとライセンス契約締結を発表し772万株に急増した。がんペプチドワクチン供与によるもので、リキッドバイオプシーと連動。10月1日リリースした■■■■■(****)の特異★-588410につながる。トップ交代、新株引受権との絡みで紆余曲折。夜間取引も確りで期待をもてる。■■■■(****)は頑強。12ヵ月移動平均が24ヵ月線を上回り急伸の前兆。2013年4月の3250円を目指す動きだ。同じ1万円札で福澤諭吉より強い。24年から本物。増益、増配が見込まれる。
23日の日経平均4円高。大引け2万3821円。TOPIX1729(-3)。東証一部の出来高9億5500万株、売買代金1兆4900億円。値上がり586(値下がり1486)。10年債0.000%(-0.005)。米10年債1.900%(-0.015)。上海総合が2962(-1.40%)で引けた。マザーズ指数の引け869.65(-0.31%)。商いが増加している。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。横に這った分、立つと大きいのが道理だ。(了凡)