国際金融資本の限界 アラムコのIPOが終わりの始まり (2019.11.12)
週明け反落。日経平均小陰線の引け。買い一巡後見送られた。騰落レシオ(東証一部25日平均)129%台。25日移動平均線から上方乖離3.80%と高水準。高値警戒感によるスピード調整とみられる。前週末トランプ氏が対中関税撤回に合意しない旨蒸し返し、香港デモの混乱拡大や1ドル109円台割れの円高が主因。12日満月(27日新月)を先取りした。東証一部の値上がり1294(値下がり787)を数え高い印象。むしろ、上海総合2909(-1.83%)や香港ハンセン26,926(-2.62%)が足を引っ張った。5日移動平均線2万3321円より上で引け高値整理。ネタが割れるまで需給相場が続く見通し。日経平均先物によると、11日大証の引け2万3300円(-0.34%)に対し夜間取引3290円、シカゴ円建て3275円。ダウ先物も2万7533ドル(-0.35%)と小甘い。VIX恐怖指数13.19(+3.61%)、ビットコイン円946,699(-4.26%)も右往左往。11月もうひと山なしに収まらない。マネーは感謝のエネルギーという。竹田和平(1933~2016)によると、これからボランティア経済の時代。アラムコのIPOが具体化しただけに、資本主義やお金に対する考え方も修正を迫られる。7日述べたように、世の中には無限の金融商品があり、ごく一部が良い商品。儲かりそうな会社に投資するのでなく、役に立ち必要とされ喜ばれる会社の株を買わないといけない。どんなショックがきても、長期なら怯える必要ない。暴落すればチャンス。回数が多く規模も大きいほど最終的に儲かる公算が大きい。これまで200年以上世界の富を支配してきた国際金融資本(旧王家グループの金庫番)の玉移動を巡る相場。不均衡バブルによって再燃し崩壊に至る仮説を立てた。彼らが相場を持ち上げているのは空売りを誘うためで、記録的なマイナス金利や主要企業の自社株買い、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)による囲い込みなど限界に近い。天王星84年・おうし座入り7年周期につかまる見通し。世界中で旧体制が崩壊すると考えられ、アラムコのIPOが終わりの始まりだ。9日、目論見書を公表しサウジ先行が決まった。5%公開する意向で1~3%国内という。ブックビル(需要積み上げ)11月17日~12月4日。共同財務アドバイザーにシティグループ、クレディ・スイス、ゴールドマン、HSBCなどユダヤ系ずらり。年末年始にかけ嵐の前の静けさになっている。
11日の日経平均60円安。大引け2万3331円。TOPIX1704(+1)。東証一部に出来高12億4100万株、売買代金2兆1800億円。10年債-0.070%(-0.005)。米10年債1.935%(+0.018)。マザーズ指数の引け867.68(+1.15%)。反転の口火だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。渋沢栄一関連で■■■■(****)、■■■■■■■(****)も確り。中長期に限る。不均衡バブルにあってひと握り。米国が■■■■■■■(****)を潰しにきているという。(了凡)