証券ビュー

アンコール伊勢町

夜間取引で先物急伸 米中交渉ネタに仕掛けの応酬続く (2019.11.08)

 前日終値を挟み一進一退。日経平均小陽線の引け。夜間取引で先物が急伸している。中国商務省が「米中段階的な関税撤廃で合意した」(米ダウ・ジョーンズ通信)旨の報道が手掛かり。首脳会談が12月まで延期と伝えられた矢先の手返し。一喜一憂しても始まらない。7日、トヨタ(7203)の決算発表と市場の反応でわかる。純利益が予想を上回ったうえ、自社株買いも好感した。米国の場合、6日現在で主要企業の7~9月期純利益0.7%減。10~12月期見通しも0.8%増で心許ない。前日ダウ7セント安。5年半ぶりの下げ幅という。日経平均の日足を見ると、前日の高値を更新できず下ヒゲを伴う坊主引け。高値警戒感が強いものの長短全移動平均線が上向き。11月ひと山なしに収まらない。日経平均先物によると、7日大証の引け2万3360円(+0.26%)に対し夜間取引3580円、シカゴ円建て3565円。ダウ先物も2万7579ドル(+0.54%)。なるほど高い。VIX恐怖指数12.48(-4.73%)、ビットコイン円1,001,066(-1.46%)も背反している。9、10月上昇が急ピッチだけに25日線との乖離や騰落レシオに難もあるが、11月1日現在の裁定残売り1兆2491億円に対し買い5550億円。差し引き6901億円の売り長解消に間がある。1週間に約1000億円減っており、7週分の兵糧に値する。2万3000円以上戻り待ちの売りが少ないため、真空地帯といわれるものの手掛かり難。昨年10月バブル崩壊後の高値2万4448円まであと1118円に迫った。決算発表が一巡すると主要イベントがないだけに、米中交渉をネタに仕掛けの応酬も考えられる。算命学によると、2020年「庚子」に前向き。今までの惰性を断ち、過去と決別し気分一新。全て前向きに挑戦という意味がある。海外に大きな動きがあり、米中とイラン、北朝鮮との関係も懸念材料。国内でも主流派が亜流となり常識が通用しない。ゼネラリストよりスペシャリストが伸びる時代。エリートから専門職、職人の時代に入る。地震や台風など自然災害が多発。身の回りの整理整頓が不可欠という。令和の令が令月の令。令月とは旧暦2月。何を始めるにも一番良い月で縁起もいい。市場にとって11月に学ぶところ大。8月2度の新月が年末新たな変化をもたらすとあって興味深い。ポスト五輪を24年度紙幣刷新と受けとめ、渋沢栄一関連で先回りする段取り。世の中の役に立ち、必要とされ、喜ばれる会社を紹介する。長期ならどんなショックがきても怯える必要ない。ポートフォリオ(安全・危険資産の最適保有率)で対応できる。旧暦2月に備えるところだ。
 7日の日経平均26円高。大引け2万3330円。TOPIX1698(+3)。東証一部の出来高12億6700万株、売買代金2兆3800億円。値上がり984(値下がり1070)。10年債-0.090%変わらず。米10年債1.875%(+0.059)。上海総合が2978(±0)で引けた。マザーズ指数の引け873.81(+0.28%)。反転待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。数年後、世界中で旧体制が崩壊する見通しだ。(了凡)