証券ビュー

アンコール伊勢町

不均衡バブルの助走 5年後脚光浴びる渋沢栄一関連 (2019.10.31)

 8日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。底堅い。29日ダウ19ドル安を受け模様眺め。FOMC、米雇用統計発表を前にポジション調整売り。半面、医薬品や日用品、電鉄などディフェンシブ関連が確り。関係分■■■■■■■(****)が29日の上方修正を好感しストップ高。値上がり率ランキング5位に顔を出した。日本時間31日未明のFOMCで0.25%利下げを織り込んだものの、11月1日発表の雇用統計(10月)に非農業部門の就業者増加幅7万5000人といわれ、9月の13万6000人より大幅に下回る見込み。GMストの影響が大きいため、景気の見極めが難しくなったという。日足が5日移動平均線2万2846円を下回り上げ一服。過熱感が和らいだことも事実で、外資系が買い戻しを見送った。万一5日線を大きく下回ると、10月15~16日の窓埋め2424円が次の目安。市場を二分する強弱観の対立が続く見通し。日経平均先物によると、30日大証の引け2万2840円(-0.57%)に対し夜間取引2860円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万7044ドル(+0.01%)と小確り。VIX恐怖指数13.24(+0.99%)、ビットコイン円989,957(-3.51%)に基調変化なし。8月以降、再燃と崩壊を巡る不均衡バブルの助走に入り収まりそうにない。11月もうひと山と述べた。トランプ氏がFRBにマイナス金利を迫り、無理が通ると道理も引っ込む。11月3日、IPO計画を発表するサウジのアラムコ然り。国内と海外で最大400億ドル(4兆3500億円)規模の資金調達。手数料490億円といわれ、米国のシェールガス生産が頭打ちだけに攪乱要因。11月17日売り出し価格を決め、12月4日売り出し開始。同11日、国内取引がスタートする見込みだ。11月16~17日チリのAPECで米中首脳会談が組まれ目くらまし。不均衡バブルに拍車がかかる。前日紹介した渋沢栄一(1840~1931)にはそれがない。1916年「論語と算盤」を発表し、道徳経済合一説を打ち出した。正しい道理の富でなければ永続できないという。公益を追求する倫理と合理的な判断の根底にある利益の両立がテーマ。利益を国や社会に還元してこそ立つ瀬がある。関係分の■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など旧三井系で有力。5年後、新1万円札発行で脚光を浴びるに違いない。
30日の日経平均131円安。大引け2万2843円。TOPIX1665(+3)。東証一部の出来高17億9200万株、売買代金3兆3700億円。値上がり1341(値下がり757)。10年債-0.120%(-0.005)。米10年債1.825%(-0.012%)。上海総合が2939(-0.50%)で引けた。マザーズ指数の引け870.02(-0.83%)。助走の域にある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。裾野が広がってきた。尊王攘夷から慶喜の家臣、幕臣となり旧大蔵省に出仕した渋沢栄一。相場を解く鍵のひとつだ。(了凡)