11月に次の幕上がる 急がば回れ過熱圏でも高値整理 (2019.10.16)
不均衡バブル幕開け。日経平均小陽線の引け。後場じり高だ。米中部分合意、1ドル108円台の円安、台風19号と復興需要など差し引きプラス。5、8月底を叩いた売り方の買い戻しが先行。収まりそうもない。3連休明け、264円窓を開けて上昇し2空。5日移動平均線2万1720円、25日線1741円も後押し。9月29日の高値2255円を抜くと4月の年初来高値2363円も視野。騰落レシオ(東証一部25日平均)133%台の過熱圏で高値整理が見込まれる。17日、米鉱工業生産・設備稼働率(9月)、米主要企業の決算発表。18日、国内でも消費者物価指数が明らかになり決算発表本格化。17日、TOPIX4月高値1663の期日到来。21日、一目均衡表のねじれから売り崩し。24日、日経平均高値期日をこなすと本物。■■■■(****)や■■■■■■(****)を見るとアク抜けした。14日、ダウ29ドル安。一時休戦に過ぎず署名されていないため、今後も変わる旨の講釈。ブルームバーグによると、11日が目先のピークで昨年12月に似た展開。同日S&P500種が引け30分で伸び悩んだ。課題の大半未解決という。一方、自動車のサブプライムローン延滞率がリーマンショック後(09年)より大きいのも懸念材料。12月に対中関税引き上げが近づくと、ディール(取引)で解決できない問題も出てくる見通し。このため、11月16~17日チリのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が新たな手掛かり。米中首脳会談が組まれ、10~11日の部分合意よりマシな合意とみられる。ブレグジットにしても、31日の期限を前にEUが英国の離脱を既定とし、離脱後の混乱を最小限に抑えるのが狙い。14日、エリザベス女王が「10月末のEU離脱こそ政府の優先課題」と催促している。日経平均先物によると、15日大証の引け2万2200円(+1.83%)に対し夜間取引2230円、シカゴ円建て2215円。ダウ先物も2万6843ドル(+0.36%)と確りだ。VIX恐怖指数14.30(-8.28%)、ビットコイン円899,227(-0.53%)とソリが合わない。16日3空をつけると一服。急がば回れ。高値整理なら上出来だ。星回りによると、10月28日が最悪という。22日195ヵ国の代表を招き、陛下が内外に即位礼正殿の儀。11月14日から翌日未明にかけ一代1度だけ大嘗祭絵巻。APEC直前に当たり、神妙なセレモニーが目くらましになりそうだ。米中対立が駆け引きに過ぎず金融緩和長期化。5G実用化を来年に控えITバブルも伝えられる。五輪開催国前年バブル崩壊のジンクスに、2028年ロサンゼルス大会も仮説に盛り込んだ。天王星84年・おうし座入れ7年周期(2019 3/6~26 4/26)に見合うものだ。
15日の日経平均408円高。大引け2万2207円。TOPIX1620(+24)。東証一部の出来高12億8400万株、売買代金2兆3100億円。値上がり1898(値下がり214)。10年債-0.175%(+0.010)。米10年債1.687%(-0.043)。上海総合が2991(-0.56%)で引けた。マザーズ指数の引け845.24(+0.59%)。持ち直した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。11月に次の幕が上がる。(了凡)