証券ビュー

アンコール伊勢町

10~12月本格化の兆し 2020年代バブル再燃と崩壊 (2019.10.09)

 ほぼ全面高。日経平均小陽線の引け。買い転換という。25日移動平均線2万1580円を上回り、2~3日空けた窓1437~1725円を埋めると次のステップ。リスクオンも考えられる。テクニカルなもので、売買代金が3日連続2兆円を下回った。1ドル107円台半ばの円安に振れ、国慶節明け上海株高を手掛かりに外資が買い戻し。後場、膠着状態となり伸び悩んだ。前日打つ手なしと述べた矢先、7日ワシントンで日米貿易協定署名が伝えられ、来年1月発効の見通し。総務省が8日発表した家計調査で8月の消費支出1.0%増(9ヵ月連続プラス)も支援材料。消費増税後、1~6日食品や日用品が11%減となり駆け込みの反動つきだ。一方、サムスンの7~9月期56%営業減益が明らかになり、GMのスト4週目で損失1000億円規模に拡大。何をかいわんやの状態が世界に拡散している。7日ダウ95ドル安にかかわらず、年初来高値を更新したのがアップル。利益の3割中国で稼ぐといわれ、部品調達や生産でも中国依存。年初来4割超上昇し、1年前の史上最高値にあと2%。スポーツ用品大手ナイキも6~8月期中華圏22%増収が好感され史上最高値を更新している。ゼロ成長やマイナス成長になると、いかなる資本主義、システムも機能しないが、官製バブルでマイナス金利に追い込まれた債券運用が逆イールドを負い目に一部株に向かっていることも事実。主要国が法定通貨の過剰供給に陥り、資金が偏って目詰まりを起こしバブル再燃。新たな金融不均衡のもとで緩和長期化の副作用が正体とみられる。古典的にインフレ、その後資産バブルといわれる。このため、2020年代にバブル再燃と崩壊を仮説に検証の余地。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)で新しい時代の到来がわかる。昨年お試し期間といわれ、4~6月初動のはずが7~9月に持ち越し。10~12月本格化の兆し。米中や日韓対立、ブレグジット。サウジ石油施設攻撃、香港デモなどバブル再燃と破壊により一新される見通し。来年5Gと連動し戦後システムの再構築が始まる。世紀の踊り場で理路整然と正論を述べたところで始まらない。日経平均先物によると、8日大証の引け2万1620円(+1.12%)に対し夜間取引1430円、シカゴ円建て1425円。ダウ先物も2万6272ドル(-0.63%)と波乱含み。VIX恐怖指数18.95(+11.21%)、ビットコイン円874,000(-0.56%)も相場の綾。決め手を欠いている。弱もち合いから光明を見ているわけで3連休明けが焦点。日経平均(225)よりTOPIX(東証一部全銘柄)に分がある。10年前、2000になる旨ご高説を拝聴した。
 8日の日経平均212円高。大引け2万1587円。TOPIX1586(+13)。東証一部の出来高11億1300万株、売買代金1兆9100億円。値上がり1711(値下がり372)。10年債-0.210%(+0.020)。米10年債1.531%(+0.029)。上海総合が2913(+0.29%)で引けた。マザーズ指数の引け875.96(+0.87%)。切り返す公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。何が起きようと、やむを得ない、。(了凡)