アナログに転換し株高 本格的な株安1、2年か数年先 (2019.10.02)
3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。買い一巡後伸び悩んだ。米主要3指数上昇を受け、市場予想を上回る日銀短観や1ドル108円台前半の円安が手掛かり。後場見送られ、5日移動平均線2万1917円が関門になった。トランプ氏の弾劾問題、米政権による対中証券投資の制限、中国企業の米株式上場廃止など、米高官の否定発言を好感したもの。10月第2週の閣僚級貿易協議開催も時間稼ぎとみられ堂々巡り。5月から8月にかけて起きた債券暴落に対し、事態が限界に達し本格的な株安につながるまで数年先。早くて1、2年先といわれる所以。当事者が顕在化を阻むためで、大規模な問題が起きるのは実体経済の落ち込みが口火という。債券バブルの崩壊に伴い株も影響を受けるが、高くなる公算があるほか、金融緩和で間を持たすこともできる。昨年来、主要メディアの行き過ぎた悲観報道に拍車がかかり、漠然とした不安にヘッジ取引(保険つなぎ)が束になって積み上がった。何かあるたびアルゴ取引(プログラム売買)が反応して売り長のまま。8月に重なった2度新月を踏まえ、年末に向け解放エネルギーをためている旨述べた。9月25日、■■■■(****)を紹介し食糧ビジネスの仮説を検証。当時1230円が10月1日1314円に上昇。予想配当利回り3.04%、PBR0.71からも割安だ。リン酸(H₃PO₄)大手。1907年沖縄ラサ島で肥料の原料となるリン酸鉱石を採掘したのが由来。打ち切っても沖大東島全体が同社の私有地。最近、半導体向けリン酸が主力で黄、赤に続き第3の高純度黒リン量産にメドがこれまでの触れ込み。中長期オイルピークによりリン酸化合物肥料が決定的に不足するという。指数やアルゴ取引でうかがい知れないアナログの材料。値上がりランキング99位に顔を出し、出来高も増加している。■■■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)もこの流れ。助走が始まった。人間は、AIやIoT・5Gなど幾らデジタル化が進んでも、アナログ転換しないと使い物にならない。■■■■(****)の300円回復も見もの。ベトナムを足場に四半世紀。ITや自動車向け樹脂部品が収穫期入り。7月、金沢市の本社で開いたIT展示会に取引先や地元関係者が1000人超集まり盛り上がったという。予想配当利回り2.83%、PBR0.56倍で割安そのものだ。債券が暴落した時、受けて立つのが株。古今東西、国が破綻すると企業の稼ぎなしに立ち直れないのが現状。日経平均先物によると、10月1日大証の引け2万1970円(+1.15%)に対し夜間取引1950円、シカゴ円建て1945円。ダウ先物2万6948ドルと比較的確り。VIX恐怖指数16.40(-4.70%)、ビットコイン円建て905,199(+0.76%)も小動きだ。
1日の日経平均129円高。大引け2万1885円。TOPIX1603(+15)。東証一部の出来高11億6500万株、売買代金1兆9900億円。値上がり1709(値下がり389)。10年債-0.160%(+0.065)。米10年債1.728%(+0.064)。上海総合が2905(-0.92%)で引けた。マザーズ指数の引け877.04(+0.12%)小確りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。マルクス(1818~83)も、金利がゼロになると資本主義は終わるという。(了凡)