株安懸念に及ばない われわれの未来をどうとらえるか (2019.10.01)
週明け続落。日経平均小陰線の引け。過熱感が後退した。前週末米主要3指数続落を受け、中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)5ヵ月連続50割れ。9月49.8(8月49.5)止まり。雇用指数も47.0と不振続きだ。一方、国内の鉱工業生産が2ヵ月ぶり8月101.5%(7月102.7%)に落ち込み、7~9月期マイナスの見込み。外需の穴が内需で埋まらず10月から消費増税の重し。政府の対策で谷が浅いというものの、最悪のタイミングに変わりない。人口の伸びがゼロかマイナスになり、少子高齢化が進む過程だ。経済成長もゼロかマイナスになって当然。規模の小さい高齢社会で消費レベルが落ち込むと、資本主義の機能不全をもたらすという。今後、世界の人口が減少すると経済成長が見込めるかどうか疑問。この問いにこたえる準備ができていないし、考え始めてさえいないのが世界の現状。2008~17年まで新聞ジャーナリストの数半分。残った者も社会的地位、信頼を失い前向きなトレンドが出てこない。われわれの未来をどうとらえるか。市場を通じて喫緊の課題。リーマンショック後、メディアの信頼がガタ落ちになった。ロスチャイルドやロックフェラー家のプロパガンダといわれて久しい。この上、天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)を通じてEU崩壊。世界レベルの金融崩壊も避けられないという。ローマカトリックの権威が地に墜ちた現在、キリスト教の欧州宗家・ハプスブグル家が復活。ハンガリーとその周辺。ボヘミア平原の一部で旧オーストリアハンガリー帝国の出番。日本で新天皇即位の際、ハプスブルグ家とローマ法王がお祝いに来日する見込み。10月22日195ヵ国の代表を招き、陛下が内外に「即位礼正殿の儀」。11月14日夕から翌日未明にかけ、一代1度だけ大掛かりな大嘗祭絵巻き。日本の皇室がハプスブルグ家(11世紀以来)よりずっと古いため、10~11月株安懸念に及ばない。むしろ皇室が見直され、買い戻しを迫られる公算もある。日経平均先物によると、9月30日大証の引け2万1720円(-0.41%)に対し夜間取引1730円、シカゴ円建て同と小確り。ダウ先物2万6876ドル(+0.30%)然り。VIX恐怖指数16.92(+5.29%)、ビットコイン円869,432沙汰止みだ。ミクロで調整一巡。9月11~12日空けた窓埋め2万1619円が下値の目安という。10月1日国慶節に日銀短観、9月のISM製造業景況指数。3日同非製造業指数、4日米雇用統計発表など逐一織り込みリバウンド待ち。日経平均の指数採用やIMF見通し、財政投入など新たな手掛かりになりそうだ。
9月30日の日経平均123円安。大引け2万1755円。意味深長な陽線を引いた。TOPIX1587(-16)。東証一部の出来高12億6200万株、売買代金2兆3300億円。値上がり465(値下がり1624)。10年債-0.215%(+0.025)。米10年債1.698%(+0.015)。上海総合が2905(-0.92%)で引けた。マザーズ指数の引け876.00(-0.64%)。決して悪くない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。近い将来、米国がロシアと組み中国の台頭を止めるという。(了凡)