10~12月面白い場面 理外の理をもたらした需給の粋 (2019.09.25)
3連休明け小幅続伸。日経平均十字足。スピード調整とみられる。26日の配当権利つき最終日を前に高値警戒と手詰まりで伸び悩んだ。23日ダウ14ドル高に見合うもので、同日発表された9月の米製造業PMI(購買担当者景気指数)51.0(8月50.3)が手掛かり。ドイツをはじめユーロ圏のPMI落ち込みにひきかえ持ち直した。不動産や公益事業の配当取りが目立ち、ディフェンシブ関連(景気に左右されない)確り。20日、中国代表団が農家視察を中止して帰国したものの米国側の事情。2週間以内に貿易協議再開という。一方、10月1日中国の国慶節。建国70年とはいえ、米国と貿易戦争長期化、香港デモ、豚コレラなど内憂外患。同日軍事パレードを控え盛り上がりに欠ける。23日の米韓首脳やイラン外相・茂木氏会談も戦争棚上げに終始。米利下げが一巡しブレグジットを迎える中、米中対立長期化に伴う景気落ち込みが株安の懸念材料だけに疑心暗鬼。年内晴れそうもない。国内の場合、外資が買われ過ぎた債券を売り、売られ過ぎた株を拾い始めた矢先このありさま。9月13日現在の裁定取引残高によると、1週間後売り1兆9329億円(-1337億円)に対し買い3347億円(-373億円)に過ぎず、1兆5982億円売り長。漠然とした不安に行き過ぎたヘッジ(保険つなぎ)が定着した。TOPIXで保険や小売り、陸運などの買い戻しが目をひいた。短期RSI(相対力指数)上がり過ぎ。騰落レシオ(東証一部25日平均)139%台でやむを得ない。しかし、25日移動平均線や75日線が上向き。5日線2万2036円を一時下回っても理外の理。7月25日の戻り高値1823円が下値の目安という。ブルームバーグによると、世界の金持ちが現金積み上げ。過半数景気後退入りを恐れ、42%リスクオフの状態。債券は今後10年まともなリターンを生まない見通し。10~12月、面白い場面が予想される。米国レポ(現金担保つき債券貸借取引)市場が裁定取引の関係で年末再び急動意。鞘取りに味を占めたブローカーの建玉が前週50%増加しチャンス到来の見込みだ。8月2度の新月が年末にもたらす影響といわれ需給の粋。来年11月米大統領選があり、民主党がどんな候補を立てようとトランプ氏に負ける。再び株高を担ぐという。日経平均先物によると、24日大証の引け2万1940円(+0.14%)に対し夜間取引1960円、シカゴ円建て1950円。ダウ先物も2万7029ドル(+0.24%)と小確り。半面、VIX恐怖指数14.53(-5.16%)、ビットコイン円1,048,001(+0.34%)と締まりがない。今、来週意外にブレる。20日、NY連銀が10月10日まで資金供給オペを続ける旨表明している。巷間、2050年問題。原油枯渇が取り沙汰され、石油の時代が終わるという。オイルピークとなれば食糧問題浮上。リン酸化合物肥料が決定的に不足する。■■■■(****)が一番手だ。
24日の日経平均19円高。大引け2万2098円。TOPIX1622(+6)。東証一部の出来高12億0800万株、売買代金2兆2700億円。値上がり1329(値下がり729)。10年債-0.240%(-0.020)。米10年債1.705%(-0.019)。上海総合が2985(+0.28%)で引けた。マザーズ指数の引け879.65(+1.81%)。本物に近い。値上がり率ランキングンによると、関係分で■■■■■(****)、ルネ■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。世界中、石油に代わり地産地消の時代が始まるという。(了凡)