証券ビュー

アンコール伊勢町

8月を乗り切ると別人 23日から30日にかけてステップアップ (2019.08.23)

 高寄り後模様眺め。日経平均小陰線の引け。大半見送られた。手掛かり難によるもので、東証一部の売買代金7日連続2兆円割れ。先物の買い戻し一巡後小動き。23日、処暑を迎える。星回りによると、トランプ・習近平両氏に猛烈な圧力がかかり重大な決断を迫られる様子。30日の新月にかけてステップアップ。地震をはじめ香港問題、経済変動の劇的変化など隣り合わせだ。旧ソ連プラハ侵攻(1968年8月20日)に匹敵するという。21日、ダウ240ドル高(一時305ドル高)。大手小売業の好決算にFOMC議事要旨(7月末)が主因といわれ、10年半ぶり利下げを「サイクル半ばの調整」と述べたFRB議長の心中が消化難。9月17、18日のFOMC追加利下げを織り込み引けたという。香港問題がキャセイ航空CEO(最高経営責任者)辞任に発展し、日米通商交渉も国益を賭け非常に厳しいと伝えられる中、21日のドイツ30年債札割れ。平均落札利回り-0.11%と史上初のマイナス圏入りだ。応札予定額20億ユーロ(約2364億円)の3分の1という。さらに、韓国で反日より反政府デモが激化。4~6月国内航空全8社赤字のほか10大財閥の営業利益半減、雇用も高校中退以下20~24歳47%失業など散々。サムスンが粉飾疑惑に包まれ、日韓通貨スワップ再開も困難で事実上お手上げという。ジャクソンホールの次が24日G7 (フランス)。懸念山積でやり切れない。合意なきブレグジットとイングランド銀の利下げに揺れる英国。10月末ハードランニングの見込み。ベルリンで独首相が「30日以内に国境問題を解決せよ」と英首相に要求したものの、欧州のリセッション(景気後退)が確実な情勢になった。唯一輝いているのがゴールドといわれ、直近3ヵ月で15%値上がり。ドル建てのため逆相関になるが、■■■■■■(****)と■■■■■■(****)がヘッジ対象に変わりない。引き続き5日移動平均線2万0581円が下値の目安。9日の戻り高値0782円を抜けず上値が重いという。日経平均先物によると、22日大証の引け2万0620円に対し夜間取引0580円、シカゴ円建て0575円。ダウ先物も2万6180ドル(-0.18%)と甘い。VIX恐怖指数16.30(-6.86%)、ビットコイン円1,069,900(-1.12%)も締まりがない。JPモルガンによると、世界全体でマイナス利回りの債券推定16兆ドル(約1700兆円)。米金融当局に対する大統領の批判や米国と世界のリセッションリスク増大を考えると、あらゆる種類の危険があるという。顕在化する前に債券から高利回り銘柄に資金シフト。香港デモや日韓問題、ブレグジットなど米金融当局の影響が及ばない。
 22日の日経平均9円高。大引け2万0628円。TOPIX1498変わらず。東証一部の出来高9億7400万株、売買代金1兆7200億円。値上がり841(値下がり1170)。10年債-0.245%変わらず。米10年債1.581%(-0.009)。上海総合が2883(+0.11%)で引けた。マザーズ指数の引け876.36(-0.69%)。反転途上にある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。8月を乗り切ると別人になる。(了凡)