週末コップが割れる 戦後の核心に迫る場面と隣り合わせ (2019.08.02)
下振れ後小反発。日経平均中陽線の引け。切り返した。米主要3指数続落にかかわらず、1ドル109円台の円安が主因。行き過ぎた米利下げを織り込んだ反動とみられ、証券や銀行、医薬品がリード。月替わりサプライズ含みだ。2日、米雇用統計、「ホワイト国」から韓国除外、■■■■■■(****)4~6月期発表など新たな手掛かり。1日下げトレンドを阻み、6月4日安値2万0289円と7月18日の同0993円を結ぶ傾向線上。75日移動平均線1445円を確保しただけに脈がある。前日空けた窓1589~1665円を埋めると、7月25日の戻り高値1823円に挑戦。巻き返しも考えられる。6日、タカ派のFRB議長に対しハト派セントルイス連銀総裁の講演を控えているためだ。トランプ氏が「今回も失望した」と不満を表明。予防的利下げに一理あっても、利下げ継続を否定した面があり、7月31日ダウ333ドル安(一時478ドル安)の反動もついて回る。FF(フェデラルファンド金利)の誘導目標を年2.25~2.50%から2.00~2.25%に引き下げ、米国債はじめ保有資産圧縮も2ヵ月繰り上げて終了。8月1日から適用する。7月から米景気拡大11年目。データが残る1850年以来初めて。好景気の予防利下げなど聞いたことがない。日経平均先物によると、1日大証の引け2万1500円(-0.23%)に対し夜間取引1570円、シカゴ円建て1495円。ダウ先物も2万6867ドル(+0.04%)と手探り。VIX恐怖指数14.98(+7.46%)、ビットコイン円1,087,282(-1.00%)も釈然としない。1日に場味が一変しコップの中の嵐が外に出始めた。米中のほか日韓然り。韓国中銀が7月18日政策金利を1.75から1.50%に引き下げ顕在化。7月1~20日の半導体輸出30%減という。2日閣僚会議で韓国を「ホワイト国」から外すと3週間後適用されるが、米国が仲裁に動き出し「日本も悪い」という。中露や北朝鮮に対し日米と韓国によるパワーバランスが崩れるためだ。在韓米軍撤退と矛盾するが、朝鮮戦争(1950~53)の経緯でわかる。1945年米軍が南朝鮮に進駐以来北朝鮮側の旧ソ連とイデオロギー対立から冷戦が始まり、当時米軍がアジアで共産主義撲滅のため親日派を集め韓国をつくったのが主因。朴正熙元大統領(1917~79)が問題。2013年大統領になった朴槿恵氏(パク・クネ)の父。日本の植民地統治時代、志願して満州の軍官学校に入学し卒業後陸軍士官学校に留学し満州軍の副官に昇進。高木正雄に改名し出世街道を驀進。1945年日本が降伏するや、朝鮮人開放の災難に見舞われ戦後身を隠した。1963年軍事クーデターを起こし韓国大統領に当選。65年日韓国交正常化に伴い、植民地時代の日本に全く賠償を求めない日韓条約に調印したという。現在の韓国政権。南北統一を実現し日本を凌ぐ朝鮮民族をつくるのが夢と聞いた。週末、コップが割れる。
8月1日の日経平均19円高。大引け2万1540円。TOPIX1567(+2)。東証一部の出来高13億5600万株、売買代金2兆2200億円。値上がり978(値下がり1062)。10年債-0.135%(+0.025)。米10年債2.045%(+0.028)。上海総合が2908(-0.81%)で引けた。マザーズ指数の引け905.27(+0.04%)。強気だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。月替わり、戦後の核心に迫る場面と隣り合わせだ。(了凡)