証券ビュー

アンコール伊勢町

3空窓埋め半値戻し ボリュームアップすると全値戻し (2019.08.07)

 続落の後リバウンド入り。日経平均中陽線の引け。自律反発とみられる。売り一巡から為替と連動する先物に買い戻しが入り、朝方1ドル105円50銭が午後1時過ぎ107円11銭まで約1円50銭円安に振れた。人民元基準値(1ドル6.9683元)が予想より高く、米国株先物のプラス転換も手掛かり。週末SQを控え反発が見込まれる。8月2、5、6日窓を空け日経平均延べ1600円安。3空の窓埋めに相当し、半値戻し2万0910円が目安。6月上旬の窓を埋め同4日ザラバ安値0289円を下回ったが、引け同終値0408円を上回り全値戻しの公算もある。5日ダウ767ドル安(一時961ドル安)によるもので、9月のほか10、12月も0.25%利下げ織り込み済み。政策金利2%余りで2007年利下げ開始(5.25%)の半分もない。米中対立も9月発動の第4弾で暗礁に乗り上げ、25年ぶり米国が中国を為替操作国に指定。中国も米農産品輸入一時停止を発表し共倒れの雲行き。9月にワシントンで開く米中閣僚協議が最後通牒といわれる。一方、日本も韓国の過剰反応に手を焼き打つ手なし。今後内需低迷、輸出不振が見込まれる中で消費増税どころでない。3度目の延期待ったなしだ。6日、10年債が一時3年ぶり-0.215%(日銀の誘導目標-0.2%)に落ち込み、米10年債の2年10ヵ月ぶり1.7%が波及。金利低下を止めると円高懸念があるという。中国の過剰債務問題が一線を超え、英国のトランプといわれる新首相がハードランディング。北朝鮮と韓国もダッチロール(横揺れ横すべり蛇行)といわれ持ち越し。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)初動後半。8~9月ガス抜きが先行した。日経平均先物によると、6日大証の引け2万0530円(-0.29%)に対し夜間取引0540円、シカゴ円建て0530円。ダウ先物も2万5742ドル(+0.75%)と比較的確り。一時7ヵ月ぶり24台後半に急伸したVIX恐怖指数21.82(+23.91%)、ビットコイン円1,301,385(+4.44%)も連動している。ドイツでも10年債-0.53%と史上最低。ドイツ銀の面倒を見るのが嫌でEUを抜け出す英国にとって、バークレイズ銀破綻と心中する運命のブレグジット強行が10月という。シカゴ発ツィッターによると、10年や100年先を知ったところでどうにもならん。日は1日1日明け暮れするだけ。一歩一歩進むしかない。地をはう虫のように。韓国にもツィート。KOSPI(韓国総合指数)が2年来安値を更新。米国で韓国をグローバル型経済の先行指数として診る人が増えた。慰安婦、徴用工に続き自分たちの輸出型経済破綻まで日本のせいにしている。韓国ウォンと米ドルレートが1200(韓国経済の生命線)を超え切れかかったのも事実。7~9日予想されるリバウンドが初動後半の決め手だ。
 6日の日経平均134円安。大引け2万0585円。TOPIX1499(-6)。東証一部の出来高15億2300万株、売買代金2兆6300億円。値上がり766(値下げ1291)。10年債-0.185%(+0.015)。米10年債1.740%(+0.028)。上海総合が2777(-1.56%)で引けた。マザーズ指数の引け871.95(+0.05%)。底打ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ボリュームアップすると全値戻しだ。(了凡)