一歩も引かず鞘当て 22日からカウントダウン25日天神底 (2019.07.22)
前週末全面高。日経平均中陽線の引け。前日失った鞘を取り戻した。18日ダウ3ドル高(一時150ドル安)を受け、TSMC(台湾積体電路製造=半導体受託生産世界最大手)の前向きな見通しが手掛かり。半導体関連中心に買い戻しが広がり上海総合も持ち直した。前日全面安に呼応するもので、米中や日韓、ホルムズ海峡など一歩も引かず鞘当て状態。19日、ダウ68ドル安(一時120ドル高)で月末0.25%利下げが固まり20日からブラックアウト。18日、0.50%を7割織り込んだといわれるだけに悩ましい。19日、ロンドンで金地金が米利下げと中東緊迫を材料に6年ぶり1452.60ドルをつけトレンド転換。国内も22日参院選明けからカウントダウン。25日天神底を仮説に消費増税の有無とフェイスブックの4~6月期決算発表を迎えるわけで、当日ドルと金にリブラもご対面。次世代「新通貨」を巡る市場の反応が注目される。日経平均先物によると、19日大証の引け2万1380円(+1.76%)に対し夜間取引1310円、シカゴ円建て1255円。ダウ先物も2万7080ドル(-0.44%)と甘い。VIX恐怖指数14.45(+6.80%)、ビットコイン円1,141,808(-0.57%)が僅かに優勢。週明け115円下鞘とみられる。現物が前日空けた窓を即日埋め強い動き。25日移動平均線2万1420円と75日線1439円を奪回したものの、薄商いで真空地帯の戻り。万一、200日線1556円を抜くと意外高も考えられる。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26)初動後半。7~9月に持ち越し最初の関門。天王星が戦争や革命なら、おうし座もお金に土地など所有の星でいさかいが絶えない。おうし座が代表的な農業星で天変地異、飢饉、土地の奪い合い。農業革命も起きるという。初動が一巡するや来年からスケール拡大。7年続くだけに雌雄が決まる。今回も米国の景気後退がきっかけという。直近のリーマンショックが前例。2007年夏のパリバ銀系ヘッジファンドの破綻がサブプライム危機の走り。慌てたFRBが8月0.5%利下げを発表し、これを好感してダウが10月に高値を更新した。翌年9月同ショックまで1年足らずだ。米国の景気後退が米大統領選に重なるとみられ1ドル90円、最大4割株安が視野に入るという。擦り切れた地合いで的を得たご託宣だ。ちなみに、米主要500社の4~6月期。発表された79社のうち、77%利益が市場予想を上回った。それも、04%減益から1.0%増益になった程度。国内も似たような推移と受け取れる。
19日の日経平均420円高。大引け2万1466円。TOPIX1563(+29)。東証一部の出来高11億0900万株、売買代金1兆9200億円。値上がり2007(値下がり102)。10年債-0.135%(+0.005)。米10年債2.055%(+0.033)。上海総合が2924(+0.79%)で引けた。マザーズ指数の引け896.05(+1.62%)。反転に見合うものだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。25日にかかってきた。(了凡)