証券ビュー

アンコール伊勢町

バブル再燃のうねり 3月末に米国が金融正常化の限界 (2019.07.08)

 前週末続伸。日経平均小陽線の引け。うねりが見える。売り一巡後円安に振れ下値を切り上げる動き。4日NY休場(独立記念日)を受け英独仏の株価指数が年初来高値を更新。欧米の緩和マネーが再び金融相場に嵌り込んだ。3日、緩和拡大とバブル再燃が市場の解と判断した所以。10、11日FRB議長が半年に一度議会証言。成長持続を見込み、下振れ懸念も利下げで乗り切るという。5日、米雇用統計好転が伝えられダウ43ドル安(一時232ドル安)。利下げ期待後退にかかわらず引け確り。逆に、米10年債が一時2.06%(+0.11)、2年債も1.88%(+0.12)まで上昇。軌道修正待ったなしだ。日経平均先物によると、5日大証の引け2万1700円に対し夜間取引1650円、シカゴ円建て同。ダウ先物2万6901ドル(-0.26%)、VIX恐怖指数13.28(+5.65%)、ビットコイン円1,235,011(+3.02%)も織り込み済み。週明け50円程度下鞘とみられる。薄商いが続くものの、5日移動平均線2万1714円を下値に底堅い。需給好転を意味するもので一触即発。5月7~8日下振れした窓1875円を埋めると上放れの公算が大きい。何より、決算発表の反応がいいという。6月に金先物とビットコインが来年の走りと述べた。再び利下げに追い込まれた米国経済の頭打ちを示唆するもので、NY連銀が推計する自然利子率によると、2013年を底に上昇し19年3月末0.65%に下落。現在1%に満たない水準となり、FF金利(フィラデル・ファンド)2.25~2.50%の負担吸収が困難になった。6年余りFRBの金融正常化が限界を迎え、4月以降世界レベルでバブルのうねりが再燃している。中国は、現在1990年代半ばの日本と同様に不動産バブル崩壊の踊り場。米国は必ずそこを突いてくるという。煽った挙げ句、はたき落とすわけで為替介入もしばしば。条件が整えばあっさり片がつくという。米国は、独立記念日の4日カリフォルニアでM6.4に続き5日M7.1の地震。以前述べた1700年のほか、1310、810、400年など西海岸が全部動いたといわれるスケール。延べ1000キロもの長大な震源が伝えられるカスケード(岩盤を段に流れる瀧)沈み込み型という。それもこれも、天王星84年・おうし座入り7年の初動後半。インドの熱波やアラスカ(アンカレッジ)31.6度℃、メキシコの雹(ひよう)2メートルなど然り。貧すれば鈍する。100まで生きる準備より、いつでも死ぬ覚悟で前向きに生きた方が騙されない。参院選公示直後、世論調査で自公が改選過半数の勢い。3分の2をうかがうという。もはや、■■■■■■(****)と■■■■■■(****)なしに収まらない。
 5日の日経平均43円高。大引け2万1746円。TOPIX1592(+2)。東証一部の出来高9億3300万株、売買代金1兆5500億円。値上がり1208(値下がり841)。10年債-0.160%変わらず。米10年債2.040%(+0.091)。上海総合が3011(+0.19%)で引けた。マザーズ指数の引け925.93(+0.44%)吸い込まれそうだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。今の自衛隊では、中国が尖閣諸島(魚釣島)に上陸すると短期間で降伏するという。(了凡)