改めて3日が焦点に ダウ出来上がり「トリプルトップ」 (2019.07.03)
反落で始まり小動き。日経平均小陽線の引け。出来上がっている。1日、ダウ117ドル高(一時290ドル高)が手掛かり。G20直前・直後の米中に追加関税見送り、協議再開など最悪の状態を避ける動き。株高の半面、米10年債靡かず盛り上がりに欠けた。ダウが再びザラバ最高値を更新しながら2017、18年に続き「トリプルトップ」の様相。トランプ氏がG20で外交成果を強調しても、20年11月米大統領選に向け合意を目指すと受け取られた。日経平均先物によると、2日大証の引け2万1720円(-0.23%)に対し夜間取引1680円、シカゴ円建て1685円。ダウ先物も2万6653ドル(-0.18%)と小甘い。VIX恐怖指数14.19(-5.90%)、ビットコイン円1,107,081(-4.21%)も後の祭り。上海総合3043(-0.03%)にも出ている。6月の米ISM製造業景況指数が市場予想を上回りながら3ヵ月連続ダウン。中国の同PMI(購買担当者景気指数)も2ヵ月連続50割れ。6月7日をピークにショートポジション90%強巻き戻しと聞いて頷いた。3日の皆既日食(新月)ニュートラル。6月17日ストロベリームーン(満月)を枕に2日落ちがついた。4日参院選公示、5日米雇用統計発表など毒にも薬にもならない。5月7~8日10連休明け下振れした窓を埋め、7日安値2万1875円の回復なしに前へ進めない。200日移動平均線2万1627円が下値抵抗ラインという。6月30日、米朝電撃会談の顚末が興味深い。約50分といわれ、機会を提供した韓国に対し、「口出しするな」といわれた文在寅氏が席を外した。昨年11月決定し7月にも実施予定といわれる在韓米軍のアメリカンスクール閉鎖が目前に迫っている。折から、政府の対韓輸出規制4日発動。半導体の国際供給に相当な影響が出る見込み。規制3品目フッ化ポリイミド、レジスト、エッチングガス(フッ化水素)が日本の独壇上。世界シェア80%といわれるエッチングガスの場合、森田化学(非上場)と■■■■■■■(****)のほか■■■■■■(****)、■■■(****)も有力。これまで関係分で後押し。個別に大化けが見込まれる。日本はバブル当時製品ナンバーワンを目指し失敗したが、部品オンリーワンに軌道修正して巻き返した。IoT、5Gを巡る半導体のクライマックスに備えるところだ。数年後、飢饉が伝えられるものの前向きな対応で解決できる。日経が2日夕刊トップで「種子の保護」条例復活を報道。9道県が民間参入促進と法律廃止に踏み切った。価格高騰や供給不安に備えるもの。■■■■■■(****)、■■■■■(****)を紹介し、窒素固定化に有力な銘柄も必要である。
2日の日経平均24円高。大引け2万1754円。TOPIX1589(+4)。東証一部の出来高10億0200万株、売買代金1兆8900億円。値上がり1429(値下がり628)。10年債-0.145%(+0.005)。米10年債2.011%(-0.016)。マザーズ指数の引け921.52(+1.32%)。弾みがつきそうだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)など。改めて3日が焦点になった。(了凡)