逆襲半ばドラマお預け 米中とも日本なしに首が回らない (2019.06.27)
続落で始まり下げ渋り。日経平均小陽線の引け。懸案持ち越しだ。28~29日G20(米中首脳会談)を控えているためで、26日会期末と香港デモにサプライズなし。逆襲半ばでドラマお預け。前日ダウ179ドル安に吸い込まれた。19日の米10年債一時1.97%、20日米利下げ0.5%まで織り込んだ反動。鵜呑みにしてシラを切った挙げ句、慌てて戻した印象。FRB議長の利下げ牽制発言が飛び出す一方、米半導体大手がファーウェイ向け出荷を一部再開したという。道理で円高一服。煮え切らないわけだ。25日移動平均線2万1033円を下値に持ち堪え、200日線1653円を視野に後半戦。配当落ち分30円といわれ底堅い。閑散に売りなしが符丁になった。日経平均先物によると、26日大証の引け2万1050円(-0.14%)に対し夜間取引1190円、シカゴ円建て1170円。ダウ先物も2万6658ドルと確り。上海総合2976(-0.19%)、香港ハンセン28,221(+0.13%)を横目にVIX恐怖指数15.73(+3.08%)、ビットコイン円1,349,000(+6.85%)。ラインダンスたけなわ。25日NY金先物が一時6年ぶり1442.9ドルをつけ合点した。緩和マネーがリスクヘッジにしゃかりき。持ち越すと7~9月ガス抜きも考えられる。中国が米国に対し保護主義や一国主義を批判。徹底抗戦の構えだが、米国の世論調査(CBS)でトランプ氏支持62%。共和党に限れば84%という。前日ヒトラーもどきの米中首脳を紹介した。天王星84年周期おうし座入り7年にちなんだもの。習近平氏(66)の場合、文革で地方に追われ田舎の洞窟で暮らした男。単なる二世といえない。トランプ氏(73)に至っては4度倒産を経験。乗り切った上、アマチュアで4次元チェスを打つという勝負師。29日ガチンコしても収まらない。大男の米国防長官が中国・イラン討つべしと飛び回っているが、彼一存でなく背後に大きな力が感じられる。首相は太刀打ちできず、無事終われば御の字。大阪が万博(2025)を念頭にインバウンドを取り込むようなものだ。後日、歴史的なイベントになる。トルコのエルドアン大統領(65)、サウジのサルマン皇太子(33)、独メルケル首相(64)、英メイ首相(62)、さらに仏マクロン大統領(41)など続々来日。来年五輪を控え日本のチャンス。最高のポジションと述べた。売られ過ぎの日本株然り。25日、中国が人民元決済銀に三菱UFJ(8306)を初指定すると伝えられ相槌を打った。ゴールデン・リリー(天皇の金塊)の主幹事が旧東銀と旧三和銀に当たるためで、米中とも日本なしに首が回らない。17日ストロベリー・ムーン(満月)、7月3日皆既日食(新月)冥利に尽きる。後半首ったけだ。
26日の日経平均107円安。大引け2万1086円。TOPIX1534(-9)。東証一部の出来高9億3500万株、売買代金1兆6800億円。値上がり508(値下がり1552)。10年債-0.145%(+0.010)。米10年債2.027%(+0.040)。マザーズ指数の引け883.62(-0.18%)。陽線で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。金先物とビットコインが先行指標とみられる。(了凡)