証券ビュー

アンコール伊勢町

日本最高のポジション ビットコイン全値戻し倍返しも (2019.06.25)

 週明け小反発。日経平均小陽線の引け。まちまちだ。前週末ダウ34ドル安、1ドル107円台前半の円高を受けたもので、売り一巡後上海総合やダウ先物上昇を手掛かりに確り。一部米中交渉進展が伝えられた。しかし、後場の日中値幅39円。出来高4年半ぶり8億3000万株、売買代金も7年半ぶり1兆4100億円に落ち込み今年最低。前週ダウと金先物が同時に値上がりしており、首をひねる向きがいて当然だ。緩和マネーがいいとこ取りとリスクヘッジに追われ右往左往。ビットコインの戻り高値更新にも一役買っている。日経平均10日移動平均線2万1192円、一目均衡表転換線1211円が下値支持線という。雲の下限が右肩下がりで7月反動安を示唆。月内好需給が続くだけに週末G20に寄せる期待もうかがえる。日経平均先物によると、24日大証の引け2万1230円(+0.19%)に対し、夜間取引1200円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万6753ドル(+0.21%)と小動き。VIX恐怖指数15.53(+5.36%)、ビットコイン円1,167,301(+0.10%)右に倣え。年央をターニングポイントにすくんだ場味になった。24日9時11分ごろ東京・神奈川・千葉で震度4の地震が伝えられほか、26日香港で再び大規模デモの模様で中国当局緊張。29、30日トランプ氏韓国訪問も飛び込んできた。20、21日G20 直前に習近平氏が訪朝し、北から半島南端に至る「一帯一路」を提案したとも頷ける。米韓、日米を切り離し、数年後対馬海峡が境界となれば、米国もじっとしていられない。北朝鮮が中国問題といわれる所以だ。19日を枕に1週間逆襲。26日国会会期末(解散)と香港デモを落ちに見立て、G20会期中米中首脳会談が最大のヤマ場。17日ストロベリームーン(満月)に対し、7月3日皆既日食(新月)のコース。その後、神も人間も横一線。天王星おうし座入りの影響本格化。7~9月に初動佳境入りと述べた。株や債券で上下、天変地異でも左右にふるい。2020~26年にかけて7年続く本格化の走りだ。24日米モンサントを買収した独バイエルの反動が一例。18日暗号通貨「リブラ」を発表したフェイスブック、アマゾン、中国アリババなどBIS(国際決済銀行)の警告を受けたのも事実。英国がブレグジットの有無にかかわらず、存亡の危機に追い込まれた年後半の避けられないテーマ。米中の打撃が予想以上だけに、日本にとって漁夫の利が一時逆回転する公算もある。今回、日本がG20の議長国。来年東京五輪を控え最高のポジション。首相が乗り切るほかない。
 24日の日経平均27円高。大引け2万1285円。TOPIX1547(+1)。東証一部の出来高8億3000万株、売買代金1兆4100億円。値上がり1066(値下がり966)。10年債-0.160%(+0.010)。米10年債2.031%(-0.028)。上海総合が3008(+0.21%)で引けた。香港ハンセン28,513(+0.14%)。マザーズ指数の引け893.39(+0.29%)。徳俵で残した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ビットコインの規制が強化され全値戻し。倍返しも考えられる。恐らく、国際金融資本の息がかかった1%の連中によるもの。後半見ものだ。(了凡)