証券ビュー

アンコール伊勢町

7~9月に持ち越す 景気後退、暴落説流しても動じない (2019.05.29)

 続伸しプラス圏。日経平均小陽線の引け。小動きにとどまった。27日NY休場、28日トランプ氏離日によるもので、上海総合の引け2909(+0.61%)とダウ先物2万5586ドル(-0.12%)を振り返り妥当な推移。一目均衡表の雲2万1263円を関門に5日移動平均線1198円、同均衡表の転換線1176円が下値抵抗ライン。騰落レシオ(79%台)も売られ過ぎで反発なしに収まらない。トランプ氏来日がG20の伏線とみられ共同声明なし。度を越したもてなしで「最も緊密な日米同盟」(首相)をひけらかした。初の新天皇拝謁に国賓待遇。横須賀基地で力による平和を強調し、午後離日するまで気合が入っていた。恐らくG20でも合意できず、7月参院選後にガチンコ。事務方が水面下で双方の溝を埋めるため、これから根回しに追われる。4~6月より7~9月に焦点が移ってきた。米中対立の根っこが21世紀の経済、軍事、社会を左右するAI、IoT、5G(第5世代通信)などデジタル・システムの主導権争い。5Gの場合、当面の通信速度4Gの10倍。本格化で100倍の見通し。人類に幸せをもたらすもので、容量同20倍、消費電力10分の1。水に強いため古い街並みでも機能する上、8KハイビジョンTVでファーウェイ製なら100分の1の安さ。5Gにより忽ちアップデート。世界中フルイにかかるという。2020~26年(現体制転覆)を念頭に4~6月初動の仮説を検証。7~9月に持ち越すわけだ。27日、関係分の■■■■■■■■(****)が自社株買い1500億円を表明しターニングポイント。■■■■(****)は前期1004億円の連結最終赤字に転落。情報漏洩問題で駄目押し。金融庁が再発防止策を受理するまで動けないのも事実。7~9月正念場だ。米国は中国の半導体内製率20%を見越し輸出制限。過剰債務にも1ドル7元を巡り揺さぶりをかけるという。この間、ノキア、サムスン、■■■(****)など出番。景気変動を受けにくいディフェンシブ関連、中低位の出遅れも水準訂正が見込まれる。次のテーマが AI、IoT、5G関連となり新たに巨大投資が不可欠。主要メディアが景気後退、暴落説を流したところで動じない。27日、中国が内蒙古地銀の公的管理に踏み切る一方、中国の高度成長期に原材料を大量供給した豪州も住宅バブル崩壊の危機にあるという。原油相場急落も不安材料に違いない。米中対立や景気後退説が渦巻く中でブル(強気)一握り。前日、O氏の10万円説を紹介した。米中のほか、欧州やロシア、イランさえ日本を必要としている。
 28日の日経平均77円高。大引け2万1260円。TOPIX1550(+3)。東証一部の出来高17億1900万株、売買代金2兆9100億円。値上がり1012(値下がり1040)。6月限が2万1230円(+0.14%)の引け。夜間取引1130円、シカゴ円建て同。VIX恐怖指数17.00(+0.47%)、ビットコイン円948,500(-1.18%)に変化が出始めた。10年債-0.080%(-0.010)。米10年債2.283%(-0.040)。マザーズ指数の引け921.43(+2.89%)。頭角を現した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。意外な展開が待っている。(了凡)