週明け2番底を探る 日本のポジション次第にポジティブ (2019.06.03)
前週末続落。日経平均小陰線の引け。下値模索になった。3月以降堅かった2万1000円どころを大幅に下回ったため。5月31日、4月の鉱工業生産指数0.6%増。予測も5月5.6%増、6月4.2%減と一進一退の見込み。中国製造業のPMI(製造業購買担当者景気指数)が5月49.4%と下振れ。さらに、30日トランプ氏がメキシコに移民対策を促す追加関税を6月10日から5%(最大25%)にする旨発表。世界中、腰砕けだ。米中ガチンコのほかベトナム、台湾、メキシコなど生産移管・迂回輸出分も一網打尽。世界貿易縮小懸念に拍車がかかった。30日ダウ43ドル高に対し、31日354ドル安とほぼ安値引け。米10年債一時1年8ヶ月ぶり2.12%となり逆イールドが進んだ。WTI(米原油先物)も期近が一時3ヵ月半ぶり安値。1ドル108円台の円高に跳ね返り身も蓋もない。日経平均先物によると、5月31日大証の引け2万0540円(-1.86%)に対し、夜間取引0450円、シカゴ円建て0435円。上海総合2898(-0.24%)。ダウ先物2万4805ドル(-1.53%)と小甘い程度。VIX恐怖指数18.71(+8.15%)、ビットコイン円930,503(-0.05%)でもわかる。週明け、昨年12月26日の安値1万8948円に対し2番底を探る展開。4月24日の戻り高値2万2362円まで2109円上昇し、黄金比で2万0253円が下値の目安。売られ過ぎの修正が見込まれる。収まれば御の字だ。逆イールドに伴う景気後退五分五分。合意しても解消しない米中冷戦。米国が株安に耐えるか中国が折れるか二つに一つと述べた。4~6月から7~9月に持ち越し。引っ込みがつかず消耗戦然り。米国は武力衝突を避ける上で不可欠な制裁関税、ファーウェイ向け輸出制限に踏み切った。このため、中国の資本流出加速。外資撤退も顕著で外貨準備取り崩しの噂が絶えない。延べ4日トランプ氏来日が成功に終わったといわれ、日本の対中政策が焦点になった。中国は金融が泣きどころでドル資金の取り込みができず日本頼み。国際金融市場でマイナス金利の円を掻き集めドル決済に回している模様。いずれ米国に一喝されるが、G20に習近平氏を送り込んで拝み倒す。是が非でも日本を取り組みたい意向だ。よって、主要メディアが流すほど下がらない。左に行き過ぎて右に戻る。こう見えても、日本のポジションが相対的にじり高のため。7~9月景気悪化、消費税引き上げ見送り、参院選与党圧勝を仮説に2番底確認を持ち越してもしのぐ公算が大きい。来年の東京五輪もポジティブな材料だ。パックスブリタニカ、アメリカーナの行く末に日本の皇室外交が英米系の国に影響を与えている。
5月31日の日経平均341円安。大引け2万0601円。TOPIX1512(-19)。東証一部の出来高14億3800万株、売買代金2兆3300億円。値上がり374(値下がり1688)。10年債-0.095%(-0.010)。米10年債2.131%(-0.088)。マザーズ指数の引け904.19(-0.04%)。確りしている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)など。値を保っているだけで頼もしい。■■■■■■■(****)が108円引け。往って来いだ。投稿にもよるが、オブジーボが1992年PD-I(プログラム細胞死)から22年後に化けた。昨年2月■■■■■(****)の★-■■■■■■■臨床終了から14ヵ月。運気好調で2021年(設立20年)がめどなる。(了凡)