証券ビュー

アンコール伊勢町

引きも切らず暴落説 7月に売ってきても物怖じするな (2019.05.20)

 前週末反発。日経平均短陽線の引け。後場伸び悩んだ。16日ダウ214ドル高を受けたもので、17日98ドル安(一時204ドル安)に反落。米中対立長期化とFRB年内利下げ観測が綱引き。20日1~3月期GDP発表を踏まえ、6月まで気迷いが尾を引きそうだ。窓を空けて上放れ、5日移動平均線2万1152円を上回ったが、75日線1407円を抜けずに息切れ。新たな関門とみられる。日経平均先物によると、17日大証の引け2万1270円(+01.05%)に対し夜間取引1220円、シカゴ円建て1205円。ダウ先物2万5769ドル(-0.38%)と甘い。VIX恐怖指数15.96(+4.38%)。ビットコイン円808,349(-1.00%)も盛り上がりに欠ける。何より、上海総合2882(-2.48%)の引け味が悪い。今後も米中紆余曲折をたどり、6月28~29日G20 (大阪)で首相が双方の顔を立てる大役。トランプ氏が関税引き上げを強行したおかげで消費増税を見送ることができる。そうしないと、7月14日の参院選に勝てない。6月26日が国会の会期末だけに法改正の動き出てくるはずだ。要するに、6月末までイベントが続き目くらまし。昨年12月24日の安値を叩いた売り方の期日が一巡し、7月に米景気拡大が11年目を数えピーク更新の見通し。この上、米中対立長期化と利下げ観測再燃で材料出尽くし。米中どちらも間違い。1920年代の米国と瓜二つだ。このため、メディアの暴落説が引きも切らず、最近日本もMMT(モダン・マネタリー・セオリー=現代貨幣理論)でお茶を濁す始末。自国通貨で国債を発行する時、どんなにやっても債務不履行にならないという。日銀の異次元緩和が7年目に入り、FRB元議長譲りのヘリコプターマネーが実験台といわれる。日本は国際収支トントンで個人金融資産1830兆円に対し公的債務1200兆円。差し引き約600兆円黒字で対外債務なしが現状。維新から日露戦争にかけてロスチャイルド家から必要なだけ借り、戦後さらにIMFから復興資金を借り預金封鎖を断行して返済を続け1980年に完済。外資介入によりバブル形成に入ったという。名古屋が堅実なのも、享保(1716~36)に将軍吉宗の改革に反発した尾張藩主宗春(1696~1764)の「温知政要」(反改革)による前代未聞の散財。維新後も市民が返済し完済したのが主因。戦後、天皇やバチカン名儀の金塊を旧日本軍が国内やフィリピンの地下壕に埋め、いまだにM資金として語り継がれるのも完済した唯一の国。欧州が中国やアジア植民地時代に現地の王朝から収奪した金塊を旧日本軍が天皇名儀で取り上げたものという。米中対立により中国不利がはっきりし、2020~50年にかけて人口オーナス(同ボーナスの反動)も伝えられる。万一、中国が米国債を売ればFRBと日本が引き取る手筈という。7月に売ってきても物怖じするな。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)を見ているとわかる。
 17日の日経平均187円高。大引け2万1250円。TOPIX1554(+16)。東証一部の出来高13億4900万株、売買代金2兆4200億円。値上がり1705(値下がり377)。10年債-0.060%(+0.005)。米10年債2.393%(+0.003)。マザーズ指数の引け890.96(+1.91%)。反転のきっかけをつかんだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。年央が今年のヤマ場になりそうだ。(了凡)