5月をこなし6月戻す 来週明け行き過ぎた不安の反動 (2019.05.09)
さらに、続落。日経平均小陽線の引け。駄目押しが入った。前日ダウ473ドル安(一時648ドル安)、1ドル109円台の円高が主因。200日移動平均線2万1885円を下回り、もちあい下放れ。3月25日の安値0911円を目安に2番底模索も伝えられる。米国が中国の時間稼ぎにしびれを切らし、10日から約22兆円分の追加関税25%(従来10%)を表明。対象外約35兆円分も近く同率の関税を適用する見込み。待ったなしだ。NYに探りを入れると、半信半疑。形勢五分五分が市場の本音。次期米大統領選を控え、株に悪影響を与える対中強硬策承知の上。高値から10%押し(ダウ2万4000ドル)が目途という。昨年来トリプルトップが引っ掛かるところで、トランプ氏の支持率最高(民間調べ46%)が後押し。米経済の改善次第で50%超の声さえある。割高感が後退したことも事実。S&P500種が高値更新後ひと押し。上昇余地を見直され、ブル相場(強気)再燃の場面が生まれた。米国時間10日に結論。来週明け跳ね返るわけで、天皇家の大イベントを前に2万2000円利食い千人力。他力だけにやむを得ない。行き過ぎた不安の反動が見込まれ、新たに■■■■■■(****)を関係分に採用する。空調事業世界トップのほか、フッ素化学品で同2位。換気事業でも同トップ。5G半導体向けフッ素化学品1000億円投資を固め展望が新たになった。旧日本軍の弾薬製造大手。100株のつき合いで日本の近未来がわかる。左に行って右に戻る一番手だ。■■■■■■■(****)の復活も本格化する見通し。日経平均先物によると、8日大証の引け2万1580円(-1.64%)に対し夜間取引1470円、シカゴ円建て1450円。ダウ先物も2万5848ドル(-0.47%)と甘い。VIX恐怖指数20.72(+34.20%)、ビットコイン円639,668(+0.29%)が締まってきた。前日、平成元年(1989)1月8日にバブル崩壊。同6月4日天安門事件から30年と述べた。令和元年、似て非なるもの。25~28日米大統領夫妻来日(天皇会見)、6月28~29日大阪サミットを視野。ことに、米大統領2度来日が気になる。日米通商交渉のほか米中、ロシア、アジア、朝鮮半島の将来を左右するプログラムとみられ、水面下で太い資金の探り合い。ディール(取引)の公算が大きい。5月下に振った折り6月右に戻すと考えられ、米中やロシア、アジアなど日本なしに回らない。やがて日経平均ウン万円説が予想され、ブル相場再燃に与するものだ。シカゴ発ツィートによると、トルコが重要。6月エルドアン氏が契約通りロシアのミサイルを導入すると、戦後米国の築いた大きな枠組みが変わる。みんなの知らない時代が始まるという。
8日の日経平均321円安。大引け2万1602円。TOPIX1572(-27)。東証一部出来高14億9600万株、売買代金2兆7400億円。値上がり287(値下がり1804)。10年債-0.055%変わらず。米10年債2.429%(-0.026)。上海総合が2893(-1.12%)で引けた。マザーズ指数の引け940.72(-1.36%)。出直しだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)など僅か。ひとつのことをずっとやっていると、宇宙全体の力が集まってくるというチャンス。5月をこなし6月戻すはずだ。(了凡)