令和の時代に後始末 渋沢栄一を一万円札に起用した狙い (2019.04.12)
安寄り後切り返し小反発。日経平均小陽線の引け。前日空けた窓を埋めた。12日、ミニSQを控え先物に思惑買い。引け後、先物も小動きで盛り上がりに欠ける。10日、ダウ6ドル高が米金利頭打ち、欧米貿易摩擦再燃、主要企業決算発表待ちなど手詰まりによるもの。起き抜け円高に跳ね返り模様眺め。国内も一連の決算発表に10連休とあって気勢が上がらない。5日移動平均線2万1754円に行く手を阻まれ、200日線1890円を抜かないと始まらない。きっかけ待ちだ。行き過ぎた不安人気の反動が正体。4月に何が化けるか興味深い。関係分の■■■■■(****)が一例。11日472円で引け、12日決算発表(2Q)待ち。■■■(****)と■■■(****)向けプラスチック部品加工で折り紙つきだ。前者の充電式クリーナーが国内で大ヒット。電動工具のほかOPE(園芸機器)も充電式のプラットホーム拡大。海外でもブームが予想され、昨年10月大商いで958円をつけた。同11月20日「企業レポート」で述べた通り。100年に一度のビジネスチャンス。化ける公算が大きい。26日、発表予定の■■■■(****)然り。ベトナム関連事業が連結売上高の4分の1を占め、米中対立を追い風に今後一段と収益拡大が見込まれる。3月12日述べたように、6事業連携が新たな手掛かり。トップが若返り新体制に期待をもてる。発表が10連休直前で見ものだ。平成の30年間、日本が貧乏くさくなったという。ピークで世界の15%占めたGDPが直近6%。G7 首位から6位に転落した。生産性の落ち込みによるためで、社会の仕組みを変えると自分たちの既得権を失う支配層の圧力によるもの。中間層が貧困層に落ちぶれ、非正規雇用が全労働者の4割にのぼる。たった30年のことで低給や無職のほか、学校で給食や遠足代に事欠く児童も続出。結婚どころか性体験のない若者が4分の1と伝えられる。政府が働き方改革や生産性革命を迫られるのも当然で、令和の時代に後始末が待っている。受け売りだが、新紙幣発行に絡み預金封鎖、新円切り替えの噂。2001年当時、財務大臣だった塩爺(享年94)が国民の祝・休日をいじり3連休を増やした。ATMを止め新円に切り替えるのに3日かかるためで国民も承知の上。予定通り24年実施となれば、紙幣がなくなる公算もある。それが1万円札に渋沢栄一(1840~1931)起用の狙い。1946年2月、孫の敬三(1896~1963)が大蔵大臣の時に預金封鎖・新円切り替えがあった。
11日の日経平均23円高。大引け2万1711円。TOPIX1606(-1)。東証一部の出来高11億1100万株、売買代金2兆0500億円。値上がり814(値下がり1222)。6月限が2万1670円(-0.14%)の引け。夜間取引同、シカゴ円建て1665円。ダウ先物も2万6187ドル(-0.08%)と小動きだ。10年債-0.065%(-0.005)。米10年債2.476%(+0.010)。上海総合が3189(-1.60%)で引けた。マザーズ指数の引け932.51(-0.83%)。もうひと山見える。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。改元の意外高。虚を突かれる反動も織り込み始めた。(了凡)