途中下車すると迷子に 虚を突かれビットコイン戻り高値 (2019.04.09)
週明け4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。後場見送られた。寄り2万1900円をつけ、3月4日の年初来高値1860円を更新したものの頭打ち。戻り待ちの売りをこなせず出直し。200日移動平均線2万1905円が上値の関門という。逆に、5日線1702円が下値の抵抗ライン。底堅い中低位や新興市場の循環買いにとどまった。日経平均先物によると、大証の引け2万1770円(-0.09%)に対し夜間取引1780円、シカゴ円建て1770円。ダウ先物も2万6331ドル(-0.24%)と小甘い。VIX恐怖指数13.57(-0.07%)然り。半面、ビットコイン円が586,477(+1.41%)まで戻し高値圏で頑強。延長上にない1ヵ月後、虚を突かれるのを見越した動きだ。受け売りだが。米国発ビットコインで家を買ったフェイク(いかさま)。売り手はビットコインでなく、ビットコインを担保に借り入れたマネーを受け取った。あたかもビットコインが信用されるようなフェイクを流すのが戻り高値の本質という。MITテクノロジーレビューによると、ビットコイン絡みのETF・投信の申請が相次ぎ、当局が認可を渋っている模様。ETFを上場申請した大企業が当局に対し、ビットコインの95%取引所により偽装されていると証言。ニュースにならないのが不思議という。そこで、ビットワイズ(暗号資産管理大手)が81の取引所を独自に調査したところ、71のケースで虚偽の取引を暗示する共通のパターンが見つかった。法規制が行き届かずしたい放題。実際の取引が小さいのに大きく見せかけているという。関係分で■■■■■■(****)が401円引け。引き締まった。昨年にひきかえ花冷えだが、1ヵ月後、市場が虚を突かれた時の備え。日本円でつくられた現状に手数料がかかり金利もつかないのに、手数料無用でたちまち送金できる使い勝手のよさが手掛かり。連結子会社コインチェックの商いも断続的に増加している。松本社長をはじめ日本で指折りの人材が集まり、■■■■(****)と■■■(****)元社長が後押し。ブロックチェーン(分散型ネットワーク)の先頭集団になった。数学を源流に投機マネーを追っかけていないのが魅力。戻り高値更新から見直される公算が大きい。代替わりしても、生きた流動資産として子や孫に受け継がれるのがミソ。世界の法定通貨に問題があるためで、4月に何が化けるか目を離せない。8日現在BTC5214ドルだが、数ヵ月後7000ドル説が流れている。ブロックチェーンが高く評価されているだけにビットコイン第2、3波も視野に入った。改元後、7年つき合うとわかる。上海総合のマオタイより遥かにマシだ。
8日の日経平均45円安。大引け2万1761円。TOPIX1620(-5)。東証一部の出来高10億5700万株、売買代金1兆8800億円。値上がり666(値下がり1397)。10年債-0.050%(-0.015)。米10年債2.500%(+0.011%)。上海総合が3244(-0.05%)で引けた。マザーズ指数の引け931.39(+1.62%)。生き返ったようだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。途中下車すると迷子になる相場。7年後、終点といわれる。(了凡)