証券ビュー

アンコール伊勢町

ポスト米国もテーマ 待機する緩和マネー4~6月動く (2019.03.20)

 3日ぶり小反落。日経平均小陽線の引け。十字足が多い。実体がなく気迷いが続いているためだ。欧米やアジア、新興国が昨年の高値圏まで戻し出遅れ。個別にも手詰まりが主因。27日配当落ちを控え、25日移動平均線2万1401円を下値支持線に煮詰まってきた。18日、ダウ65ドル高。ナスダック5ヵ月ぶり高値。ボーイングとフェイスブックの大量売りをこなし、金融中心に出遅れの水準訂正が正体。利ザヤ改善期待の後退が出遅れの根拠という。新車向け貸出金利が年6.3%。過去10年で最高といわれる自動車ローンも話題。購入者の支払いが月545ドル(6万円弱)にのぼり。メーカーも金利上昇や原価高、販売奨励金積み増し、稼働率低下懸念など及び腰だ。年明けFRBのハト派転換を受けて買い戻し一巡。4月中旬から1~3月期決算発表を加味すると修正場面。息切れが伝えられる。日銀が19日発表した資金循環統計も一例。昨年末、家計の金融資産残高1830兆円(1.3%減)。リーマンショック以来10年ぶりに減少した。株式の残高175兆円(15.3%減)、投信同12.4%減をもたらし日経平均12%下落。年明けも逆回転が尾を引いている。一方、現預金残高ピーク更新。健全に変わりない。外資いわく、日本がバブル崩壊30年(リーマン後10年)と阪神淡路・東日本大震災に見舞われながら埋没していない。欧米や中露、新興国など世界中が混乱する中で目立つという。額面通り受け取れないが、地震や磁気嵐、欧州にも油断するなと述べた。2020~26年にかけて米中共倒れを仮説にポスト米国もテーマに浮上した。うかうかしていられない。日本は米国を買い被っているといわれ本卦還り。米国デフォルト、米軍の朝鮮半島・イスラエル撤退も視野に入ったという。移民を受け入れ過ぎた結果、現在白人社会の没落を招いただけに、一時国家を分断しても本来あったところに戻すしかない。英国やEUも似たような事態に陥り、戦争か革命か二者択一を迫られた。天王星のほか冥王星も独立戦争当時の配列といわれ、ポスト米国をどう乗り切るか焦点。さしずめ、4月中旬首相が消費増税を最終判断する見通し。改元は忌わしい世の中を一掃する狙いがあり、4月30日今上天皇退位と5月1日新天皇即位も平和にあらず。3月を乗り切り10連休(4月27日から5月6日)折り返し。機関投資家の損益分岐点2万2100円、自律反発の上限2567円を目安に利食い千人力と述べた。4~6月、至るところで待機する緩和マネーがどう動くか見もの。意外高を見込んでいる。
19日の日経平均17円安。大引け2万1566円。TOPIX1610(-3)。東証一部の出来高11億0400万株、売買代金1兆8900億円。値上がり597(値下がり1464)。6月限が2万1370円(-0.19%)の引け。夜間取引1404円。シカゴ円建て1425円。ダウ先物も2万6034ドルと確り。VIX恐怖指数が12.74(-1.09%)になった。10年債-0.040%変わらず。米10年債2.593%(-0.012)。上海総合が3090(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け937.60(-0.44%)。三角もち合いだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。地震速報が頻繁になった。(了凡)